桐花賞は中央競馬の有馬記念を範に採り、1975年に創設。第1回から第5回まで旧盛岡2000m。第6回は水沢、7回は再び盛岡で行われ、第8回から一貫して水沢2000mが舞台。第31回(2005年)以降は大晦日の恒例行事となっています。桐花賞は岩手の顔を決める一戦にふさわしく、トウケイホープ、カウンテスアップ、トウケイニセイ、トニージェント、ロックハンドスター、ナムラタイタンなど岩手競馬史に残る強豪が名前を連ねています。
【注目馬情報】
★エンパイアペガサス
前走・白嶺賞では1番人気をロジストームに譲りましたが、見事なロングスパートを決めて優勝。王者の貫禄を見せ、通算15個目の重賞をゲット。一昨年、桐花賞に続いて1年越しで史上6頭目の連覇に王手をかけました。
★ヤマショウブラック
南関東から再転入初戦で3歳伝統の不来方賞、そしてイーハトーブマイルを制覇。続く白嶺賞はエンパイアペガサスのハナ差2着に惜敗しましたが、手ごたえ十分。史上11頭目の3歳優勝なるか注目を集めます。
★アドマイヤメテオ
絆カップ、白嶺賞で連続3着。待機策に徹し、好走を続けています。中央実績から2000mは望むところ。
★コミュニティ
今シーズンは3着2回が最高ですが、堂々ファン投票4位で選出。ファンは4年前の再現を夢見ています。