岩手版・桜花賞「留守杯日高賞」は2001年に創設。2010年から “GRANDAME-JAPAN”3歳シーズンに組み込まれ、今年でちょうど10年目を迎えます。昨年は2歳シーズン総合優勝を果たしたエグジビッツ(北海道代表)が岩手代表スターギアの追撃を完封。2馬身半差をつけて貫禄の制覇となりました。
注目馬情報
★グローリアスライブ(川崎代表)
デビュー3戦目の門別1200m戦で直線一気を決めて初勝利。1頭だけ別次元の末脚を披露しました。その後、重賞・サッポロクラシックカップ、イノセントカップ連続4着後、南関東へトレード。5戦すべて3着以上と抜群の安定感を誇っています。前々走では3角先頭からそのまま押し切り、移籍後初勝利をマーク。激戦区・北海道、南関東で戦ってきた実績を前面に初重賞へ王手をかけました。
★ボルドープラージュ(岩手代表)
デビュー2戦目の門別1000mを快勝。昨年9月に笠松へ移籍していきなり3連勝をマーク。重賞・ラブミーチャン記念を優勝しました。以降も重賞路線で活躍しライデンリーダー記念、園田ユースカップで2着を確保しました。今年4月、岩手入り。重賞・あやめ賞はエムワンピーコのクビ差2着に惜敗しましたが、そのエムワンピーコが自重。岩手の期待はボルドープラージュに集まります。
★ボルドーシエル(浦和代表)
昨年9月、北海道1勝から岩手転入。3戦2着2回から笠松・ラブミーチャン記念へ挑戦。遠征のハンデを克服して3着に善戦しました。その後、南関東へ移籍。強豪に揉まれてきた経験が生きそうです。
★ライズブロッサム(岩手代表)
門別1000m・2歳新馬戦を快勝した逸材。6ヵ月の休養後、船橋を経て岩手入り。初戦を5馬身差で圧勝しました。馬体重が450キロ台まで増加したことでパワーアップにつながったようです。