岩手版オークス「第32回ひまわり賞」の枠順が確定しました!
3歳芝2400m準重賞2着、オパールC5着など実績上位サンタガールは6枠6番
新潟芝2200m4着。オルフェーヴル産駒なら2000m歓迎グランフルールは7枠7番
中央ダート1800m2戦を経験したのが強み。転入後も安定度抜群シャムゴッドは1枠1番
母マイネヴィントは北上川大賞典を優勝。単騎逃げを打てるカゼノウタは4枠4番!!
8月5日(日)、盛岡ダート2000mを舞台に行われる3歳牝馬三冠目「第32回ひまわり賞(オークス)」(M1)の枠順が確定しました。
盛岡ダート2000mを舞台に行われるのは今年で10年目。過去9回
1番人気が優勝したのは3度のみ。3連単平均配当が49800円と荒れ
ることで定評がある3歳牝馬重賞・ひまわり賞ですが、今回は例年にも
増して混戦ムード。どの馬が勝っても不思議ない一戦となりました。
サンタガールは中山芝1200m・新馬戦3着。中央3戦0勝から転入後、芝で能力全開。準重賞・はまなす賞(芝1600m)3着、サファイア賞(芝2400m)2着。3歳交流・オパールカップ(芝1700m)でも5着入線を果たし実績はメンバー中一番。また、ただ1頭のみ岩手ダービーダイヤモンドカップでダート2000mを経験済みですし、ダートも2着1回があり、芝ダート兼用が強みです。今度の盛岡ダート2000mはタフさを要求され、対応が最大ネックですが、折り合いは苦にしないタイプ。前半で脚を貯めることができれば初重賞制覇も可能でしょう。
グランフルールは中央デビュー2戦目の新潟芝2200mで4着。結果はともかく東京ダート2100mを使われて長丁場は望むところ。岩手初戦を豪快なマクリで完勝し、2戦目2着。勝ったエンパイヤアーサーはオープン入り疑いなしともっぱらの噂ですから、連対確保を評価するべきでしょう。父がオルフェーヴルなら2000mはむしろ望むところ。恵まれた馬格を前面に、3歳牝馬頂点に君臨するか注目です。
シャムゴッドは阪神ダート1800m7、10着から転入。転入初戦をハイタイムで勝ち上がり、一戦置いて2勝目をマーク。ほかもすべて3着以上と抜群の安定感を誇っています。父アイルハヴアナザーはケンタッキーダービー、プリークネスステークスの2冠を制した強豪で血統的に2000mは望むところ。メンバー比較からもチャンス到来。
カゼノウタは北海道1勝から7カ月の休養を経て転入。初戦をアッサリ逃げ切り、スピードの違いを見せつけました。その後は足踏みが続きましたが、現在2連勝と再び上昇ムード。逃げタイプで2000mが若干不安ですが、母マイネヴィントは北上川大賞典(水沢2500m)を制した強豪牝馬。走る素地は十分あります。
ほかにもハーツクライ産駒ウインストロベリー、北海道から転入後は3着最高ですが、堅実ユキノボタンも侮れない存在。
「第32回ひまわり賞(オークス)」の発走は8月5日、18時10分。混戦に断を下し、ヒロインの座を射止めるのはどの馬か。3歳牝馬の戦いにご注目下さい。