ビューチフルドリーマーカップ・トライアル「第19回フェアリーカップ」の枠順が確定しました!

 

昨最優秀牝馬が復活を賭けて登場。牝馬同士なら実力の違いを見せつけるユッコは6枠7番

昨年の牝馬2冠馬。牡馬一線級と戦ってきた経験を生かすダンストンレガーメは6枠6番

自分の競馬ができれば距離も克服。待望の岩手初勝利で弾みついたフレンドパリは7枠9番

4年連続で挑戦。自慢の末脚を発揮し、今度こそ突き抜けるかスパンコールは1枠1番

 

7月14日(土)、盛岡ダート1800mを舞台に行われる牝馬準重賞

「第19回フェアリーカップ」の枠順が確定しました。

このレースの1着馬から3着馬には8月26日、牝馬全国交流・ビュ

ーチフルドリーマーカップへの優先出走権が与えられます。

 

ユッコは昨年、牡馬相手にM1・シアンモア記念を優勝。またJRA交流・東京カップけやき賞でも3着確保などで活躍し、最優秀牝馬に選ばれました。

今シーズンは4戦とも着外と精彩を欠いていますが、強豪メンバーが相手では仕方なし。前走は走路悪化のために取り止めとなりましたが、ちょうどいい休養になったかもしれません。

今回は5勝マークの盛岡が舞台。さらに1800m戦は2勝2着1回3着1回とすべて3着以上と自信の条件。格上ぶりを如何なく発揮してくれるでしょう。

ダンストンレガーメは一昨年、北海道2勝から交流・知床賞を優勝。そのまま岩手へ残り、翌年には牝馬クラシック二冠(あやめ賞、留守杯日高賞)を制しました。

以降、勝ち星から遠ざかっているのが若干気になりますが、特別開催3着、3戦目2着。伝統重賞・みちのく大賞典でも5着を確保し、健闘ぶりが目につきます。

課題は盛岡克服ですが、牝馬同士なら格でこなせるはず。牝馬特有の切れを武器に今季初白星をもくろんでいます。

フレンドパリは中央ダート1400m1勝から今年3月に転入。前走、出遅れながらも逃げ切りを決め、待望の岩手初勝利を飾りました。

好走実績は1600mまでですが、自分の競馬ができれば1800mも克服。有力馬に差しタイプが多く、展開有利は明らか。

スパンコールは4年連続で挑戦。過去3着2回4着1回と最後の詰めがネックですが、この一戦をステップに昨ビューチフルドリーマーカップで2着に善戦しました。

追い込み一辺倒の脚質のため流れ次第の注文がつきますが、ペース速くなれば一気台頭まで。

ファイトウィンは南関東3勝2着4回から転入。前々走のC1戦(大井1400m)でタイム差なし3着。

激戦区・南関東C1でこの実績があれば、通用の可能性は十分。移籍初戦で準重賞制覇のシーンも考えられます。

他にも昨フェアリーカップで2着アークマイニング、芝2400m準重賞・かきつばた賞2着リュイールスター、格比較で見劣りなしサプライズハッピーも上位を狙って虎視眈々。

 

ビューチフルドリーマーカップ・トライアル「第19回フェアリーカップ」の発走は14日、17時10分。格上馬、上がり馬が入り混じり激戦必至です。