1月5日(日)、水沢1,600mを舞台に行われる明け3歳の重賞『第40回金杯』の枠順が確定しました。今年のテーマはズバリ、二強対決。ライズラインは「若駒賞」、「南部駒賞」と2歳重賞を2連勝。この「金杯」を制すると2歳三冠を達成します。

  ネックは「南部駒賞」からレース間隔が開いたことですが、絶好の追い切りを消化して態勢万全。「若駒賞」、「南部駒賞」と同様、ラブバレットより内枠を引 き当てたのも強運で来期クラシック戦線に向けてもキッチリ勝ちたいところ。ベストマイヒーロー以来、4年ぶりの2歳三冠馬が誕生するか、期待が高まりま す。

一方、ラブバレットは2戦2着に敗れましたが、「南部駒賞」ではライズラインにクビ差まで肉薄。まだ勝負付けは済んでいません。

 ラブバレットは「寒菊賞」で貫禄勝ちを収め、実戦を使われているのが強み。盛岡より水沢の方が反応の良さが目につき、今度こそと雪辱に燃えています。過去、直接対決は1勝2敗でしたが、五分に持ち込むか。陣営の気合いも半端じゃありません。

 ターントゥタイドは6戦4勝3着2回。小柄な牝馬で芝向きの印象もありますが、ダートも問題なし。牝馬交流「プリンセスカップ」はカクシアジの3着に敗れましたが、スタートで後手を踏んだのが致命傷でした。しかしこの経験が今回に生きるのは間違いないはずです。

 リュウノハヤテは北海道から転入後、1、3着。前走「寒菊賞」で見せ場を十分作り、今後にもつながるレースを披露しました。

 アオチャンは前走5着に終わりましたが、2キロ増の負担重量もこたえた印象。今回は54キロに戻りますし、「寒菊賞」ではラブバレットの2着と、反撃に転じても不思議はありません。

 2歳三冠がかかった『第40回金杯』の発走は5日()1515分。

明日の岩手を背負っていく明け3歳馬の熱い戦いに注目してください。

岩手県競馬組合プレスリリース