週刊テシオ情報局の特集に掲載されているジョッキーインタビュー。
 岩手競馬で活躍するジョッキーの素顔を垣間見えるとあって、ファンのみならず競馬関係者からも注目されているとのこと。
 この度、週刊テシオ情報局様のご協力を得まして、岩馬るべ!東北プロジェクトのブログでもアーカイブスとして掲載させて頂けることになりました。
 掲載時期がずれるため多少鮮度は落ちますが、是非とも多くの皆様にご覧頂ければと思います。

 岩馬るべ!東北プロジェクト事務局

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「ジョッキーインタビュー 第1回 村上忍騎手」
  
 今週から岩手競馬所属のジョッキー・インタビューを始めます。第1回は昨年、通算3度目のリーディングを獲得し、今年度から騎手部会会長を務める村上忍騎手です。 


―改めてですが、昨年度リーディングジョッキーおめでとうございます。 
 ミスもありましたが、自分なりに納得できる競馬ができたと思っています。
 常に積極的なレースを心がけたのがリーディングにつながったんでしょうね。
 それは今年も継続したいと思います。 


―この冬期間、南関東へ遠征。2年連続でした。 
 今年4勝は不本意でしたが、この現実をしっかり受け止めて岩手で生かしたい。
 おかげさまで来期も南関東での騎乗が決まっていますが、常にハングリーでいたいから。前から思っていることですが、冬場に楽をすると怖い。逆に動いていた方が自分には向いています。
 これからも機会があればどんどん行きたいし、若手も積極的にチャレンジしてほしい。いい刺激を受けますし、勉強にもなる。それを岩手に戻って生かしてほしい。 


―菅原勲騎手が引退後、騎手部会会長に就任しました。抱負をお聞かせください。 
 会長と言ってもボクの考えはみんなの意見を聞くのが最優先。みんなが納得し、いいと思ったことを実行していきたい。 

―騎手宣誓で一瞬、言葉が詰まりましたが、あれで非常に和やかなムードになりました。 
 わざとじゃありません(笑)。8日、(菅原)勲さんのセレモニーでも本当は何も見ないで、その場で思いを伝えようと考えていましたが、雰囲気を壊しちゃいけないと用意してあった紙を読みました。正直に言っちゃいましたけどね(笑)。 

―それも村上忍騎手らしいと思いました。今年の目標を教えてください。 
 リーディングを獲るのは当然ですが、今年度中に2000勝を達成すること。あとは重賞タイトルを増やすことです。 

―最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。 
 今年は4月から競馬ができたのが何よりもうれしいこと。本当に皆さんには感謝しています。
 昨年は震災という大変な状況にある中、いろんな方にお世話になりました。今年はそのお返しをする年。
 まずはいいレースをファンに見せて岩手競馬を盛り上げたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。