重賞 JBC協会協賛/GRANDAME-JAPAN2012
 第12回留守杯日高賞(タニノギムレット賞)結果

2012シーズン岩手競馬最初の重賞『第12回留守杯日高賞』は、
川崎・ミスシナノが優勝し、同馬が待望の重賞初制覇!

 4月30日(祝月)、水沢1600mを舞台に、3歳牝馬による地方全国交流競走『第12回留守杯日高賞』が行われ、3番手を追走した川崎・ミスシナノが、逃げたセントウイナーとの叩き合いを制して快勝し、初の重賞制覇を果たしました。

 レースは笠松・セントウイナーが逃げ、1番人気となった岩手・サブリナラッシュが2番手を追走、ミスシナノは3番手外をキープしました。
 勝負どころの3コーナーでサブリナラッシュの手応えが悪くなると、直線でセントウイナー、ミスシナノの叩き合いとなり、内で粘るセントウイナーをミスシナノがラスト50mでかわして先頭に。そのまま押し切っての快勝となりました。
 2着はセントウイナー、3着は岩手・ドクトルコスモ、4着は大井・ラブミーアゴーで、1番人気のサブリナラッシュは6着となりました。
 ミスシナノは今回、初めての右回りとなりましたが、難なく克服し、遠征も問題ないことを証明しました。

 「クラウンカップを叩いて日高賞は予定どおり。ずっと使い詰めなので、次走は未定です。ちょっとひと息入れたいところですね。」とミスシナノの高月調教師。
 一方、サブリナラッシュについては、「発情期がきていてイレ込みが激しすぎた。」と板垣調教師。
 重賞初制覇となったミスシナノ号の今後の活躍に注目です。


■ ミスシナノ 佐藤博紀騎手コメント
「調教では何度か乗っていましたが、実戦で乗るのは初めてでした。道中の手応えがすばらしく、抜け出してからの反応も鋭い。ただ先頭に立ったときに伸びが甘くなったので、それが今後の課題でしょうね。」


(岩手県競馬組合プレスリリース)