12月1日(木)に荒尾競馬場で行われたレディースジョッキーズシリーズ(LJS)2011・第2ラウンドの画像が届きました。
岩手代表の皆川麻由美騎手は、LJS2011第3戦「アテナ賞」でオーマイマミーに騎乗しました。
レース直前のオッズは6頭中6番目の最低人気。しかしながら荒尾を得意とする皆川麻由美騎手の思いきった騎乗をみせてくれました。
序盤は後方2番手でレース進めたオーマイマミー。 向こう正面にさしかかった中盤に早くも仕掛けてレースを動かします。
大外から捲り気味に最終コーナーを上がり、先頭に並びかける勢いで最後の攻防へ。
ゴール前直線の攻防では、オーマイマミーが抜け出しを図ります。が、その内をついて増澤由貴子騎手騎乗のダイワジョリー。外からは山本茜騎手騎乗プリティジェンヌと、地元の岩永千明騎手騎乗テイエムリニアも鋭く追い込んできました。
4頭がほぼ横一線の状態でゴールに傾れ込む大激戦となった「アテナ賞」。ハナの差でダイワジョリーが優勝。皆川騎手騎乗オーマイマミーは惜しくも2着に敗れました。
続くLJS2011第4戦「デメテル賞」。皆川麻由美騎手はアイファインバンドに騎乗。2番人気に推されたものの最後の直線で伸びを欠き4着に甘んじました。
荒尾ラウンドの最終順位は、トップには高知の別府真衣騎手、2位が荒尾の岩永千明騎手、そして皆川麻由美騎手が3位という結果となりました。
シリーズ総合では、第1ラウンドで総合トップだった岩永千明騎手に代わり、JRA所属の増澤由貴子騎手(50pt)がトップとなり、岩永千明騎手が2位、高知の別府真衣騎手が3位。
皆川麻由美騎手は、総合順位5着と変わりませんが、上位とのポイント差は縮まり、最終福山ラウンドに望みを繋ぐ荒尾ラウンドとなりました。
次回、最終ラウンドは12月19日(月)に広島県・福山競馬場で行われます。
悲願の女王戴冠に向けて、岩手代表・皆川麻由美騎手の逆転劇に期待し、岩手県知事とともにみんなで念を送りましょう。
荒尾ラウンド終了後の皆川騎手のコメント
「最後の福山ラウンドでしか巻き返すチャンスがないので、ラスト2戦、全て勝つ気持ちで頑張ります!」