「第25回ひまわり賞」はアンダースポットが見事な逃げ切りを決めて優勝!
留守杯日高賞に続いて牝馬二冠を達成!!

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 7月24日、盛岡ダート2000mを舞台に行われた「第25回ひまわり賞(オークス)」は、単勝1番人気をガッテンモントレーと分け合ったアンダースポットが、エーシンショコラの追撃をハナ差封じて優勝し、堂々、牝馬二冠を達成しました。


 レースはそのアンダースポットが逃げ、2番手にエーシンショコラ、3番手外にシャトーフジ、内にトーホクポラリス、ガッテンモントレーはその直後を追走しました。
 前半は坦々とした流れで進み、ラスト800mからペースアップ。ガッテンモントレーが満を持して3コーナーからスパートをかけ、4コーナーでは最内アンダースポット、中エーシンショコラ、外ガッテンモントレーが横一線で並びました。
 ラスト1ハロンでガッテンモントレーが一杯となり、エーシンショコラが一旦、アンダースポットを交わしましたが、アンダースポットが驚異の根性を発揮して内から差し返したところがゴール。わずかハナ差、エーシンショコラに先着し、見事な逃げ切りを決めました。

 南郷騎手は、2007年にマツリダワルツでひまわり賞を優勝して以来、4年ぶりの重賞制覇を果たしました。
 「ゴール前は力が入って思わず叫んでしまった。プラス17キロは予定より4、5キロ重かった。急に涼しくなってそれが続いたのが誤算だったが、今の時期に体重が増えることはいいこと。今後は馬主と相談して決めるが、できれば古馬重賞ビューチフル・ドリーマーカップに挑戦してみたい。」と城地調教師。
 金沢時代を含めて4連勝を飾ったアンダースポットの今後にご注目ください。

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■ 南郷 家全 騎手コメント
「最後はちょっと危なかったですが、何とか勝つことができました。逃げて力を出すタイプなのでスタートが良ければ逃げようと思っていました。道中、外に張りながら走っているので2000mが持つかどうか不安でしたが、外から馬が来るとまた伸びました。すばらしい根性を持っています。」


■ アンダースポット(3歳・牝)
  父:ストラヴィンスキー
  母:ハーフムーンベイ(母の父:クリスエス)
  通算成績:20戦5勝


(岩手県競馬組合リリース)