政府の東日本大震災復興対策本部は26日、震災による避難者数が10月20日現在で7万1358人となり、前回集計(同6日時点)から220人減ったと発表した。一方、岩手、宮城、福島3県の公営・仮設住宅の入居戸数は2776戸増の10万852戸で、初めて10万戸を超えた。入居人数が把握できていないため、避難者数の集計には含まれていない。

 避難先の内訳は、避難所1069人▽旅館・ホテル2115人▽親族・知人宅など1万7293人▽岩手、宮城、福島、千葉4県を除く公営・仮設住宅4万9845人--だった。【中井正裕】