ニュージーランド南島のクライストチャーチ付近で13日午後1時(日本時間午前10時)ごろ、マグニチュード(M)5.2の強い地震があった。


その後も強い余震が続いており、地元ラジオ局によると、クライストチャーチ市内では建物の一部が崩れるなどの被害があり、少なくとも6人がけがをした模様だ。


米地質調査所(USGS)によると、震源はクライストチャーチ東南東9キロ。深さは11キロ。さらに約1時間20分後には、M6.0の強い地震が起きた。


クライストチャーチでは今年2月末の大地震で、日本人28人を含む計181人が犠牲となった。


地元ラジオ局によると、市内では倒壊した教会から2人が救助されたほか、病院に次々にけが人が運ばれている。市内の道路では液状化現象が起き、一部の地域で停電しているという。