東京電力福島第一原発の事故を受け、各地の自治体が独自に放射線量を測定する動きが広がっている。

東京都内では、住民から生活に身近な場所でも測定してほしいなどとの要望が相次いだ。


これを受け、これまでの測定地点に加え、都は約100カ所で地表と地上1メートル地点で測定することを決めた。


区市町村の希望に応じて測定地点を決める。


神奈川県では、相模原市や伊勢原市が独自の測定を開始。


相模原市は幼稚園や保育園、小中学校など計9カ所で月2回実施する。千葉県でも、県内36市のうち20以上の市が独自調査を実施、または予定している。


埼玉県の上田清司知事は1日、現在さいたま市内の地上18メートルで測定しているのを、地上1メートルの高さでも行う方針を明らかにした。同県内では、熊谷市が市内98カ所で独自に測定し、結果を発表している。


独自調査がひろがるものの調査方法に関しては、一定の方法を決めてしてほしいです。