各地で、選挙カーや演説による運動が加熱する中、圧勝が予想されている自民党はどうやら再稼働については争点にする事をさけているようです。
事実安倍総理は、各地での応援演説で原発に全く触れていません。
これは、世論の逆風を読んでいるからだと思われます。
多くの原発を抱える福井県。
安倍総理の演説は、コシヒカリで始まりました。
原発に地域経済を依存している地域が多いため、比較的再稼働推進派が多い地域です。
これらの地域の住民は、福島の様な事故は起こしてはならないとしながらも、早く安全審査を終わらせて再稼働して欲しいという矛盾を抱えています。
しかしよく考えなければなりません。
事故で失うものは、あまりにも大きい。
原発の停止で、売り上げが減った…。
お客がすくなくなった。
確かに死活問題です。
しかし、福島では事故後2年以上が経過してなお、自分の家にすらかえれない人たちが大勢いるのです。
原発によってもたらされる利益は、未来永劫続くものではありません。
なぜなら、原発は一定の期間を経過すると、廃炉にしなければならないからです。
遅かれ早かれ、その地域から原発はなくなる可能性があるのです。
しかし、事故による影響は数十年、数百年と続きます。
絶対的な安全が保証されないのなら、安全と呼べない。
もし、それでも再稼働を望むのであれば、事故が起こった際の覚悟はしておかなければならないと、私たちは考えなければならないのかも知れません。
例えふるさとを失ったとしても。
ピーターパンこども基金さんでは、東日本大震災の被災地の子供たちを心身ともにサポートするため、震災発生から「ピーターパン募金活動」として、全国に募金箱を設置し、義援金を募っています。
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息の長い支援を!
負けるな!東北、そして全国のこどもたち!!!!
きっと笑う門には福来る!
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