私の不妊治療について

振り返り 記録しています

この当時の私

なんとリーマンショックの余波で
時短の事務を半年で
派遣切りにあいました

すぐに新しい仕事を紹介されて
間を空けずにまた時短の営業事務に

仕事量は多く大変でしたが
休みは取りやすく
治療との両立は可能な職場でした



※※※

⑤  体外受精

ついに覚悟を決めました 


この病院ではまず染色体検査をすると

…これが夫婦で7万円した

これホント要らない検査だったな…

結果は 意味不明な紙切れ一枚
「夫婦とも妊娠可能」らしい…

↑これ 体外受精とか失敗したあと
原因不明で調べるものでは?

「妊娠可能!」って
言われてもね…

しかしとりあえずこの検査を経て
体外受精スタート


採卵までは
毎日2種類の注射を打つ

とにかく痛い 右と左に一発ずつ

さらに毎日薬を飲む

薬漬けです
…この頃から私の不眠症は始まりました

内診で 卵は10個近くできていますと


いよいよ採卵の日

旦那も一緒に来て
紙袋に入った精子を私に預けて
仕事へ行きました

初の全身麻酔

目が覚めたら終わっていました

「卵は5個採れました」

この日のうちに受精させたのか
後日だったのかは忘れましたが

「2個受精した」と報告あり

残りの子達は頑張ったけど
だめだったんだね

一度に2個 お腹に戻しました

双子になったらどうしよう

などと甘い夢をみていました


高温期

今度はお尻に筋肉注射

毎日 左右交互に打つ
これもまた痛い!!

打った場所はカチカチで変な色になった
椅子に座るのも痛かった

でもお腹には卵ちゃんがいる

大事に大事に
妊婦のように

自転車はやめてみたり
身体に良い食事をとったり

我慢して 頑張って

迎えた判定日

怖いので家で体温は測らなかった

尿検査と血液検査のあとに
呼ばれました


「妊娠してないですね〜

次はどうしますか?」


次?次って言った?

そんな簡単に次なんて言わないで

100万円払って
腕とお尻アザだらけにして
仕事帰りに毎日通ったんだよ?

…この先生

見た目から 最初から大嫌いだった
他の先生がよかったのに

女医さんだったけど
  髪も眉もボサボサだし 
話し方もボソボソ 
陰気なのにニヤニヤしてた
上から目線だし


…とか 思ってた

この時は…

多分その場で泣いたと思います

…次のことはまだわかりません

とだけ言って帰りました


帰り道も泣いた

その病院は
大きな公園のそばにあったので

公園の中を泣きながら歩いた

お尻も腕も痛い
薬漬けになって睡眠不足で
お金もたくさん使って
何だったんだろう

私がこの病院に来ることは
もう二度とありませんでした


多分 人生で最悪の日


しかし この日の夜
もう一つ大きな事件があったのです

続きます


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