CAPOX療法4クール目

この日もまず採血

そして一時間以上待って診察

内科医の先生に
いつもと同じように聞かれる

「体調はどうですか」

手が…指紋がなくなってきました…
ちょっと血も出ています

特に仕事とかは今してないので
手の痛みや痺れで困ることはないです

「そうですか…

そろそろ薬を減らしましょうか」

いやいやとんでもないです

支障はないしできればそのまま
いきたいです


「そうですね…

確かに血液検査の結果を見ても
まだ大丈夫とも言えますが

手や足の痺れはずっと残る場合も
ありますし

みっつさんの場合
量を最大値で始めているので

いずれは減らすつもりなんですよ」

でも全然平気ですよ!
元気ですし

減らしたら効果も減りますよね…

「では今回まではそのままで

次回からは多分減らすことになると
思います」


追加で処方してもらうのは

追加の吐き気止めノバミン
便をゆるくするマグミット

それと 今回からステロイドの塗り薬

指紋認証が使えないのは
地味にストレスだから
早く治したいとは思っています

でも減薬するほどではない!
できればこのままやり遂げたい


そして院内薬局で吐き気止めを
もらってのみ

通院治療センターへ行き
一時間後にきてねと言われ

処方箋をアプリで送信し
昼は院内のレストランで海鮮丼

食べ終わったら薬を取りに行き

戻ってきて血圧 体重を測り


いざ 点滴

この流れは最後のクールまで
完璧なルーティンでした

これを守れば大丈夫
具合も悪くならないはず

暗示をかけて挑みました


半年の治療がそこまで苦でなかったのは
この暗示にかかっていたからかも

でもこれ 逆に言えば

このルーティンがもし狂ったら
歯車も狂って
具合悪くなったりしていたかな

たまたまうまく噛み合っただけかも

とりあえず私は 運が良かった


というわけで
いつものオキサリプラチン

相変わらずな血管痛は
多分前回より痛くなっていた

そういうものらしいので 
にぎにぎハンドグリップして堪える


この日は
旦那が車で迎えにきてくれた

途中 オリジン弁当で
晩御飯を購入して帰りました



回を重ねるごとに
外の気温の暖かさが感じられる

春はもうすぐそこ
 
2023年  3月のことです


点滴の日の必需品たち