小学生のときに読んだ本。
山中恒著。
教育ママと優秀な兄弟の中に生まれた自称落ちこぼれの話。
タイトルでは全て平仮名になっている。
そう、僕は僕。
誰かの代わりではない。
だから、僕の道を歩きたい。
トマトとメロン
相田みつを
トマトにねえ
いくら肥料をやったってさ
メロンにはならねんだなあ
トマトとね
メロンをね
いくら比べたって
しょうがねんだなあ
トマトより
メロンのほうが高級だ
なんて思っているのは
人間だけだね
それもね
欲のふかい人間だけだな
トマトもね メロンもね
当事者同士は
比べも競争もしてねんだな
トマトはトマトのいのちを
精一杯生きているだけ
メロンはメロンのいのちを
いのちいっぱいに
生きているだけ
トマトもメロンも
それぞれに 自分のいのちを
百点満点に生きているんだよ
トマトとメロンをね
二つ並べて比べたり
競争させたりしているのは
そろばん片手の人間だけ
当事者にしてみれば
いいめいわくのこと
「メロンになれ メロンになれ
カッコいいメロンになれ!!
金のいっぱいできる メロンになれ!!」
と 尻ひっぱたかれて
ノイローゼになったり
やけのやんぱちで
暴れたりしているトマトが
いっぱいいるんじゃないかなあ