今回はちょっと違うネタで・・・。

僕が小学校の低学年の頃、「JAWS」という映画が大流行しました。その当時は世界的にも鮫の被害が多く、加えて駆除・・・シャークハンターによる狩り(ゲーム的な要素があったそうです。)が横行していた背景も流行の後押しをしたらしいです。その、映画の主人公?になったのが、ほほじろ鮫という種で英名でグレートシャークというそうです。では、そんなに沢山いるのか?というと、実は現在では絶滅危惧種になっているそうで、保護活動もされているのです。俗に「人食いざめ」と言われる彼らは、一体悪者なのでしょうか?人間が彼らの生活圏に足を踏み入れなければ、襲われることはないのでは?

現在発見されている鮫は約500種、うち人も襲うであろう種は約10%ほど・・・。なかには、「じんべいざめ」や「メガマウス」のように全く人を襲わない種も沢山います。一方で、悪者扱いされる種のなんと多いことでしょう・・・。

これは鮫が悪いのでしょうか?

鮫は物を考える力が殆どありません。なぜなら、その考える力の源である「脳」は人間と比較すると相当に小さいのです。つまり、本能のみで生きているということです。僕が鮫を好きなのは、そんな彼らに憧れているのでしょうか・・・。生きる・子孫を残すこと意外は考えることも無く、気ままに生きる・・・海の王者とも言える強さ。自分に無いものを持っているから、ついつい羨ましく思ってしまうのでしょうかねえ・・・。


何億年も殆ど進化をしていない・・・しなくても生きてこれたその強さが好きなんです。

それと、今国内で騒がれている「生物多様性」ですが・・・。

自然を破壊するのは人間しかいません。人間が原因なのに、外来種が悪いなどというのは本末転倒です。特に、琵琶湖には「ビワマス・二ゴロブナ」などの固有亜種が漁師による乱獲により壊滅・・・。それでも、外来種が悪いのでしょうか?アライグマのペット人気を煽りながら、被害が出るとすぐに問題視するマスコミ。自分勝手な人間(自分を含めて)に嫌気がさして来た今日この頃です。

この問題については、いずれまた・・・。