ペンの光はやめたけど、色々な人の文字をお手本に書いてみると日ペン会長の田中鳴舟先生の文字が好き、というか書きやすい。
ところがペンの光のお手本は書きにくい。
不思議なものですね。色々な人のペン字本を参考に書いてみると書きやすい文字と、違和感ありまくりの文字があります。
小林流の書道家の講演YouTubeを見ていて、「先生の文字は書けない」と言った言葉に妙に感激。もちろん書けないというレベルがとても高度なことを話していると言うのは理解できるけど、数年ペン習字をやってきて、結局、文字の形を真似ることができてもペン運びは真似られないのではないかと想う。
ペンの持ち方にしても指の関節可動域など皆異なるので、全く同じ持ち方で同じペン運びは出来ない。
持ち方が変わればペンの動きが異なってしまう。停止状態では同じ持ち方をしていても指を動かすと違ってきてしまう。
特に線質はペンの持ち方の影響が大きいと感じています。
蛇足だけど、縦線の起筆は重要だと思いますが、横線の起筆については悩んでいます。(縦線の起筆についても田中鳴舟先生程度の起筆が好きで、クキッと曲がるような線の起筆は嫌いです。)
横線は、カタダマチコ先生の起筆の全くない横線に魅力を感じています。(万年筆でのペン習字に限ってです。筆ペンは違う。)
ただ、ペン習字の課題に起筆がまったくない横線の文字を書くのには抵抗あります。