福島からのSOS | 心と体と健康と豊かな人生ととことん向き合うブログ 太田 直

心と体と健康と豊かな人生ととことん向き合うブログ 太田 直

元カイロプラクター&インストラクター

現在は心理学を学び、更にヘルスコンサルタントとしての道を歩んでおります。

皆様の心と体と健康と豊かな人生のお役に立つような情報をお伝えしていきます。

mixiの親方さんの日記から転載いたしました!
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1693185678&owner_id=13023486

福島の現状です!救援物資なども募集しています!


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「東日本大震災から10日」


すこしだけ冷静になれてきたので報告させていただきます。



3月11日(金)午後2時46?分頃 マグニチュード9.0の地震が発生しました。
店内の商品が棚から落ちたり倒れたりし、建物が倒壊するのでは!?と思うほど揺れました。
それでも鉄筋で頑丈に作られていた会社(お店)の建物に大きな被害はありませんでした。

当時店内外にいらっしゃった従業員とお客様は全員無事でケガ人もなくほっとしました。
それから翌日の朝までは店内の片付けをしつつ
従業員の家族の無事の確認作業に追われました。



地震直後から
携帯も固定電話も通じなくなり
市内のいたるところで水道管が破裂したために断水となりました。

家族との連絡が取れなくなったときに
電話のありがたみをイヤというほど思い知らされました。

トイレが使えなくなったときに
水の大切さをイヤというほど思い知らされました。

他では停電した地域がたくさんあったのですが
電気が使えたことは非常にありがたいことでした。






その後
燃料も食料も生活物資も不足していくことになり
混乱の時期を迎え今もなおつづいています。




東日本の太平洋側にある各製油所が地震と津波と火災により破壊されてしまい
ガソリンや軽油が不足する事態となりました。
また
主要道路がヒビ割れや陥没、崖崩れ、電柱の倒壊などにより通行できなくなり
交通はマヒしました。



現在は
燃料は日本海側と青森県と中部地方などからすこしづつ
東北地方へ入りはじめています。
(それでもガソリンスタンドに夜中から並んで20L分を給油するのに7~8時間もかかります)


交通環境もすこしづつ改善されてきています。


燃料の問題と道路の問題が改善されてはじめて
物流が機能しはじめるのですが
それまでにはまだ時間がかかりそうです。

物流機能が回復しないと
スーパーやドラッグストア、ホームセンター、コンビニエンスには
満足に商品が入ってきません。


一般企業の多くは休業状態で
社員は自宅退避
学校は休校状態がこれから先いつまでつづくのかわかりません。
街中のお店は閉じたままです。




自分たちの生活のことで頭がいっぱいなところですが
津波の被害を受け
さらに原子力発電所が危険な状態となって
原発から半径20km圏内の県民が
福島県浜通り地区から
ここ中通りや会津
そして県外へ避難をされています。


福島県内にはおよそ10万人が
そして
県外へは1万数千人が避難をされています。



県外の避難民の受け入れ先の状況を調べますと
半年間という制限付きのところがほとんどのようです。

受け入れる先の負担も非常に多く
たいへんなことです。

しかしながら
放射線の問題は半年で解決できることではないと考えています。




須賀川市内の各避難所にも
浜通り地区から避難されてきた方が1500人以上いるといわれています。

家を失った方
家族を失った方
地元にいつ帰れるのかわからない方々ばかりです。



私は
自宅も実家も半壊していましたが
私たち家族を非難させてくれる妻の実家がありますし
命があるということだけでそれ以上望むことはありません。




しかし
仕事は今、非常にチャンスな状態となっています。

地震の影響により
この辺一体の農地の水源である羽鳥湖からの用水路が壊滅し
ほとんどの農家の方がお米づくりをすることができなくなりました。

また
これから連日報道されていくであろう
農作物の放射線残留数値により
福島県産(東日本の広い範囲も)の農作物は作っても食べられない事態となる可能性が。


健康被害になるのか
風評被害が大きく発生すると捉えてよいのか

私にはわかりません。


でも
農家のみなさまにとって
これから先
非常に辛く苦しい時期が長期間つづいていくことは
間違いありません。


私には今できることをやりつづけていくしかありません。




家のこと
家族のこと
子供たちの学校のこと
仕事のこと

考えなくてはいけないことは山ほどあります。


それでも
目の前にある避難所では
自分たちよりもさらに苦しんでいる避難されてきている福島県民のみなさまがたくさんいます。





道路と燃料の問題がありますが
さらにここ須賀川市よりもさらに深刻な被害を受けている地域はたくさんあります。
そのため
全国からの救援物資は一部地域に限られている感じがします。

なので
須賀川市内の各避難所に寄せられている救援物資は
地元須賀川市民や須賀川市内の企業から寄せられた救援物資が目立ちます。


これは他の地域の避難所でも同じことがいえると思います。


全国のみなさまにとっての情報源は
テレビが一番大きかったのだと思います。

テレビで連日報道されてきたのは津波の被害をうけた太平洋側が中心でした。



しかし
東北・関東の内陸部もまたライフラインが寸断された状態がつづき
物流がマヒした状態がつづいているので
救援物資はもちろん
生活物資もたいへん不足しています。





そのなかで
地元福島の仲間たちは
自分たちが今できることで困っている人たちを助けようと
震災直後から動き始めました。


避難所では
今食べるもの
今生活するものが常に不足しつづけていき
それが長期化することは確実です。


支援には長期的な面と
今すぐ、という速やかに対応できる臨機応変的な側面が必要です。


長期的な支援は国や自治体が大きく支援してくださると思いますが
避難所で求めているのはもう一つの
今すぐ、です。



ベビー用品(粉ミルク、ほにゅう瓶、紙おむつ、おしりふき)
介護用品(大人用おむつ、使いすて手袋)
生活用品(ティッシュ、マスク、割り箸、紙の皿、ラップ、歯ブラシ、歯磨き粉)
衣類(下着など)
燃料(ガソリン、灯油)

これらの物資が慢性的に不足しています。












福島市の避難所では
ハグちゃんたちが自費で炊き出し活動を行なっています。
http://ameblo.jp/hirohaku/


郡山市の避難所では
しゃぶしゃぶ温野菜郡山横塚店のみなさまが炊き出し活動を行なっています。
http://www.youmenaru.com/youmenaru_blog





また
救援物資を県内から集めて各避難所へ届けています。










私も全国のみなさまからいただいた支援も使わせていただいて
歯ブラシ・歯磨き粉・マスクを入手いたしました。
それらを須賀川市内の避難所へ寄付させていただきました。

本当にありがとうございます。


私たち以外にもボランティア活動や炊き出し活動を行なっている
福島県民がたくさんいます。










移動の途中で撮影しました。
須賀川市内の様子です。


こんな写真をとりつづけてもきりが無いくらい
あちこちの建物は倒壊し
電柱は倒れ
信号機は曲がったまま


阪神・淡路大震災を経験されている方々はもちろん
今回の震災をテレビでご覧になられていらっしゃると思いますので
建物などの被害がどのような感じなのかは
みなさまのご承知の通りです。




避難所での炊き出しや
救援物資をお届けすることは
継続してやっていくべきことであると考えています。


しかしながら
自費でつづけていくにも限界があり
全国のみなさまからのあたたかい支援あって
継続していくことが可能になります。


そのために
救援物資や義援金をお願いしています。

大手メディアや企業でも義援金を受付されていますが
私たちにはそれらが目に見えたカタチになるまでに
多くの時間がかかっているのではないか?と危機感を感じています。


日本全国が大変な時期であるのに
このようなお願いをするのは心苦しいのですが
私たちにできることに限界を感じています。


避難所では 今、すぐを求め続けています。
どうかご協力のほど
よろしくお願いいたします。





チームふくしま募金
須賀川信用金庫 駅前支店 
普通口座 0312608  
藤島康広(フジシマ ヤスヒロ)


救援物資の受付先
〒962-0052
福島県須賀川市西川字坂ノ下113
株式会社アグリックス
藤島康広

℡:0248-72-2711
Fax:0248-72-2722
Mobile:080-1850-7169
Mail:sukagawaten@gmail.com
http://fukushima1219.365blog.jp
http://agrix.net
http://twitter.com/sukagawaten




最後に
昨日ツイッターで見かけた
「福島県民の本音」という記事です。

これを訴えてくださった方には本当に感謝していますが
私たちには本音も建前も裏も表もありません。
「福島県民の叫び」です。

http://www.tanteifile.com/diary/2011/03/19_03/index.html