RPA(Robotic Process Automation)は、民間企業や自治体の業務の効率化、生産性の向上のためのテクノロジーとして注目を集めるようになりました。
ここでは、RPAについての概要をご紹介します。
●RPAとは?
RPAとは、ホワイトカラーの従業員がパソコンなどで行っている一連の事務作業を自動化するソフトウェアロボットのことをいいます。
人間は限られた時間しか働くことができませんが、RPAは24時間365日働くことができます。
従業員の労働時間外・会社の営業時間外でも稼働し続けるRPAは、夜間や早朝でも自動的に業務をさばき続けることができるため、従業員の大幅な負担軽減、処理スピードのアップが見込めます。
また、人間がインプットする指示が間違っていなければ、RPAがミスを犯すことはないため、業務品質の向上につながります。
さらに、ミスが激減することによりダブルチェックの必要がなくなり、顧客からのクレームが減って顧客満足度の向上にもつながるのです。
そして、RPAの特徴として、多くのツールは専門的なプログラミングを必要としないため、システムに慣れていない従業員でも簡単に自動化に関わることができるメリットがあります。