28歳の時、家を買った。
田舎に育った私は結婚してからのアパート暮らしが合わなかったのだと思う。
1階は不用心だからという自分の両親の意見を聞いて2階の部屋にしたけど
灯油や米など重いものを運ぶのは大変だったし、
隣の部屋に子供が生まれて夜中に子供の泣き声がきこえるようになると
いずれこの迷惑をかける側になるのがイヤだった。
アパートの階段を上がったところに大きな溝があって
灯油や買い物だけでも時々つまづいて
いつか子供を産んだら147cm当時40㎏足らずの自分では
安全に運び続ける自信はないし、
子供が巣立つまでここで住むのか、変なタイミングで引っ越すことになるのか
子供によって増えるであろうよく分からない荷物を
ここで収納し続けて住み続けることもできなさそうなら、
生活の途中でその荷物も暮らしも無事に引っ越しさせることもできなさそうだった。
お子様の方を産まないで二人で暮らしたいなーという思いもあったけど、
旦那は両親が離婚していて、実父と継母に育てられた。継母は3人も弟を産んでいて、
元の家庭の子供は自分だけという環境で大人になったので、どうしても子供が欲しいと言っていて、家庭に子供はマストという意見を曲げなかった。
ま、普通そうだよね。ということでお子様はいずれ産もうということにしていた。
私だって家族や子供というものにいろいろ厄介な思い入れがあって、
産むからにはいろんな覚悟が必要だったのだ。誰だってそうだと思うけど
そのころの自分には本当にオオゴトだったのだ。
ネコの話を書くはずが、家を買うまでの話で長くなっちゃった。