乳がんと診断されるまでのことを書きます。



乳がんになった友達が
「検診受けてね」って連絡くれたんです。
なので、延ばし延ばしにしていた健康診断へ
重い腰を上げて行くことにしました。
実はしこりは5年くらい前からあったのだけど、
両胸にあったので、
乳腺だろうと気にしていませんでした。
でも
その健康診断の触診で、すぐにそのしこりを指摘されマンモグラフィーを受けました。
一ヶ月後
怯えながら結果を聞きにいくと
異常なし。
あきらかな石灰化とのこと。
ほっとして
触診してくれた先生に
「エコーもやったほうがいいですか?」
って聞いたら
「マンモで大丈夫だったらやんなくてもいいよー」
って言ってもらえて。
めちゃくちゃほっとしたんだけど
「念のためにエコーもやってください」
と予約を入れました。
(エコーだったら痛みもないし
マンモでOKだったら
多分がんじゃないし、結果に怯えなくていいから検査しよ!という超気楽な気持ちでした)
それで後日、
エコーしてみたら、
しこりの形が
良性のものとあきらかに違うとのこと。
紹介状書くから精密検査受けてね
となり、
そのあと、
細胞診の検査をして一週間後に
浸潤性入管癌
と診断されました。



それにしても
エコーをやっといて本当に良かった。
まさか、がんって診断されるとは思ってなかったからかなりショックだったけど。
もし、このまま放置してたら
このしこりは良性なんだ
って思い込んで
ちょっと体調がおかしくても
乳がんを疑わず、
そのまましこりはどんどん大きくなっていき、
痛みとかの様々な症状が出て
やっと気づく、
という流れになってたと思う。
エコーで見つけてくれた先生に
心から感謝したいです。
私は
乳がんになるまで、
この病気のことをほとんど知らなかった。
友達が
乳がんになったって
連絡くれた時でさえ
乳がんについて
詳しく調べなかった。
なぜかというと
怖かったから。
でも、
乳がんのことを知れば知るほど、
早期発見がめちゃくちゃ大事ってことがわかる。
そして、
乳がんには色んなタイプがあって
症状や予後が違うし
治療方法も違う。
それも知ってた方がいい!って思った。
心から。
知らないから必要以上に怖いんだ
って今なら分かる。
女の人は
みんな
乳がんのことを
必須科目として学校で学んだらいいと思った。
それから
ちゃんと定期的に検査してても
見逃されちゃうこともある。
なので
しこりがある方や
気になる方は
エコーとマンモ
両方やっといた方が安心と思いました。
私は
たまたま
新型コロナウイルスのせいで
仕事がたくさんキャンセルになり
そのおかげで時間的に余裕があったので
エコーもやろう!
ってなれた。
もし、忙しかったら
先生が大丈夫って言ってくれてんだから、エコーやんなくていいや!
ってなってたと思う。
コロナで収入が減ったうえに
がんになって
ダブルパンチ😂
きつい😭😭😭
って思ってたけど、
コロナだからこそ
乳がんを
見つけることができたのかもしれない
と思うと
よかったな、とも思う。
それに
仕事が暇なおかげで
心置きなく
検査や入院ができて
スケジュール調整のストレスが全くなかった。
みんなが自粛してるときに
落ち込んでいられたのも良かったな。
世間がハッピーなムードのときに、
がん告知されてたら
なんで私ばっかりこんなめに
みたいになってたかも。
今この時期にがんが見つかって
手術できることが
とてもありがたい。
明日6/2に手術。
これは6/1の夕方、病院で
夕ご飯の後にベッドの上で書きました。