*夫婦別姓は合憲・・・・・最高裁判決。
ヤフー:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151217-00000071-san-soci
「夫婦別姓訴訟の原告、塚本協子さん(80)は「合憲判決を聞き、涙が止まらなかった。(戸籍上は別の姓のため)自分の名前で死ぬこともできなくなった。これから自分で生きる方向を見つけなければならず、つらい」と声を震わせた。」
元の姓は、夫婦同姓の恐らく父親の姓だったのでしょうから、その姓にアイデンティティを持ちたいから別姓?と言う考えもどうかと思うし、80歳にもなって生きる方向を見つけるのもねぇ(-_-;)笑
以前、フェイスブックで夫婦別姓論者さんとデベートした時に、結局のところ「別姓を選択する自由・権利が無いのは可笑しい」と言うのが、その方の最後の意見でした。
と言うのは彼らの言う「夫婦別姓を認めるべき」理由は、かなりいい加減なんです。
先ず
*諸外国は、夫婦別姓を認めている!から日本も~~云々。
アメリカは多少衆によって違いますが、イギリスやフランスでも、夫婦の姓にたいする規制が元々無いだけで、夫の姓にするのが慣習になっているのでそれを尊重しています。
中国は、夫婦別姓を規定していて生まれた子は全て父親の姓になります。最近、同姓を認めました。日本とは真逆の制度です。韓国は、日本統治時代に同姓になっていたのを、最近中国に習って別姓に戻した感じ。婚姻制度は、その国々の歴史や慣習が尊重されているのは当然で、諸外国は全て別姓に~の意見は、言い過ぎですね。
*女性は、婚姻で名前が変わるとキャリアが失われる、仕事上の不利益になる~云々。
例えばの話、タレントさんは芸名で活躍し、その通名で議員に立候補して、実際に議員をやられてる方もいます。また、最近職場で旧姓のままお仕事される女性の方も居ます。在日の通名もそうですが日本は結構その辺りは融通は利きます。
また、ミュージシャンの松任谷由実さんは、荒井由実でデビューして、結婚で松任谷に改名したのですが、それで彼女のキャリアが失われたりしたのでしょうか?
名前が変わって仕事が出来なくなるのは、本人の技量の問題な気がしますが・・・・
*改名は、相手方の家に取り込まれたような、封建的な気分になる~云々。
いえいえ、日本の戸籍制度は、一度結婚された方ならわかりますが、親の戸籍を出て新たに戸籍を作る制度です。家業が有る方々は、どうしてもそんな気分が強くなるのでしょうが、制度上は新しい家族を戸籍として作っているので、この意見は勘違いか、被害妄想が強すぎです。
*同性婚と同様に、マイノリティな考えや意見も尊重するべき~云々。
このマイノリティの~弱者の~云々は、左派の人権主義派的な方に多い意見です。もちろん難病への解決や性同一性障害、そのほか障害者、同和・在日等への差別など、解決するべき問題は多いと思いますが、それらと同姓婚を同じ土俵で語るのは乱暴です。
何故なら、日本の同性婚は、男性か女性のどちらかの姓にする事が出来るので、男女差別に元々なっていません。むしろ権利として平等です。
まだ、夫婦別姓賛成派の方々にも言い分はあると思いますが、別姓にした時の不利益・・・
*子供の人権はどうなるのか。
*今の戸籍制度はどうなるのか。
*現在でも男女どちらかの姓を選べるのに、夫側の姓を90%が選んでいる現状から、別姓の選択肢をふやしただけ、社会制度の変更や、民間サービスへの負担を増やすだけで、効果が少ないのではないか。
*事実婚が増加し(フランス等)、日本の慣習やモラルが悪く低下するのではないか?
自由や権利を主張する場合、そこには公共の福祉に反しない義務が生じる訳ですが、賛成派の意見には、デメリットを補う為のなんらかの方法については、殆ど語りません。
個人的には、別姓選択が出来ても良いと思うのですが、反対派の不安を解消出来なければ、多くの国民の同意を得る事は、出来ないだろうと思います。
私は、今のところ現状維持が意見です。
それは、不利益の方が多い気がするのと、別姓制度にこだわらなくても、日本は意外と寛容で、自身の表現に制約が少ないからです。
さて、反対派の保守的な方々は、日本の家族制度が壊れる~云々と言われます。
が、苗字くらいの事で、日本の家族の在り方や、日本人の精神性が大きく変化するのでしょうか?
大体明治まで、武士以外苗字を持っていませんでしたし、明治初期には別姓もOKそうでしたし、戦前は家長制度でしたから、養子縁組も一般的に行われていて、もっと家族と個人の繋がりも、意外とフレキシブルだったのではないでしょうか?
過去から日本の家族について学ぶなら、律令制を取り入れた辺りから学び、考えた方が良いと思います。
最後に、私の両親と家族の話。
私の苗字は、母の実家とも、父の実家とも違います。
それは何故でしょう?(笑)
答え:母は双子で、更に兄弟姉妹も多く、母の母(曾祖母)が一人暮らしで商売もしていたので、娘(祖母)の子供(母)を養子にします。
戦後に父と結婚するのですが、父は長男だったにも関わらず、戦後に民法改正で男女どちらの姓を選択しても良くなった事を利用して、母親の姓にしました。若いころは労働運動に没頭し、ガチガチの社会党支持者だったそうなので、革新的な制度が気に入ったのかもですね。
お蔭で、私は幼いころ母の実家へ行っても、父の実家へ行っても苗字がどちらとも違うので????
でした(^_-)-☆(笑)