今週も終わりました。
今週はお盆休みもあり、あっという間でした。
さすがに今日はバタバタしました。
お休みでもペットの病気は待ってくれないので、お休みであってお休みでない3日間でした。
先ほどまで、「土居夏祭り」の花火を病院の屋上からみていましたので遅くなりました。
少し遠いですが、癒されました。
8/13には、娘の「西条芸術文化祭」を観に行ってきました。
完全版(最後)の2、3年生による「龍星群」、卒部する3年生による「螺鈿」、最後に1、2、3年生24名による「雪月花によせて」の3曲でした。
「龍星群」は、何度も聴いたのですが、最後と思って聴いていると切なくなりました。個人的には「高文祭」(県大会)で聴いたのが一番良かったです。恐らく全国に行こうという気持ちがこもっていたからではないかと思います。
「螺鈿」は、好きな曲でyoutubeなどで何度も聞いていた曲です。日本音楽部を存続させた3年生の3人の息の合った演奏に感動しました。
「雪月花によせて」は、毎年「総文祭」(全国)でも何校か演奏している曲で、鹿児島でも演奏を聴きました。
13絃2パート、17弦、そして三味線(3弦)で構成されています。
本来は、三味線ではなく、尺八で演奏されている曲ですが、高校生の大会では、琴のみの演奏が殆どです。
教えてくれているお琴の先生の後輩にあたる作曲家「吉崎克彦」さんが以前に三味線のパートを加えた「雪月花によせて」を作ってくれたそうです。今回それを使って、11月の「予選大会」に挑むそうです。
「三味線が入ると、どんな曲想になるんだろう」
期待しながら聴きました。
聴き終わった感想は、「いいね」でした。
まだ仕上がっていない状態での演奏だったのですが、曲の構成は素晴らしかったと思います。
これまで色んな「雪月花によせて」を聴きましたが、一番感動しました。
三味線が入ることで、それがアクセントになって凄く良かったです。
これから2ヶ月半くらいでどんな感じになるか楽しみです。
愛媛県は、2年連続全国大会が基本的に難しいと言われていますが、圧倒的な演奏が出来れば、もしかしたらと抱かせるほど良い曲でした。21名での迫力ある演奏で、奇跡を起こして欲しいものです。
ガンバと仲間たち~追憶
第21話「一押し」
ラジオが使えたからと言って最強ではありません。カセットを使えてこそ「最強の宝物」です。
ボーボがガンバの持ってきた音入りテープを左側の「1」と書いてある方に入れました。ボーボが再生と書かれたスイッチを押しました。しかし、いつまでたってもテープが動き出しません。スイッチを押してから、ほんの数秒の時間が、すごく長く感じられました。結局、再生のスイッチが自動的に元のさやまで上がってきて、カセット「1」の役割は終わりました。残すは「2」。世の中そんなに甘くないのか?所詮廃品なのか?諦めの気持ちはガンバたちの心を支配していました。
「1」 に入ったテープを取り出し、「2」の方に入れ設置完了です。
運命の一押しをボーボがしようとした瞬間、
「ちょっと待って!」
チュウ太が急に立ち上がって言いました。
チュウ太は普段あまり発言しないのですが、その分みんながやる事をしっかりみています。ひょっとしたら、一番物事を広い視野でみていたのかもしれません。
「ラジオの時みたいに、みんなで押そや(押そう)」
名案でした。ボーボが押したからダメだったと言うわけではありませんが、運命の一押しは、みんなの気持ちを込めてするのが正解なのかもしれません。全員が納得し、円陣を組んで、いざ!出陣です。
「波動砲発射用意!!」
くだらないガンバの掛け声にも、緊張のあまり誰も突っ込む者はいませんでした。
第22話「青春」
心の「波動砲」が今まさに発射されようとしていました。
発案者のチュウ太が一番下で「波動砲」のスイッチ押すことになりました。チュウ太が「古代 進」です。
みんなで力合わせてきた日々を思い起こしながら、全員で声を合わせて、
「発射~!!」
スイッチを押すには十分な力が加わり、スイッチは下に下がっていきました。
“若い日は みな何かを目指せ 秘めた力自分じゃわからないよ 夢を大きく持とう そうさ飛びきりでかく
答えよりもっと 大事なことは 勇気出して自分を試すことだ 君は何かができる 誰も何かができる
熱い想い 燃やせばそれで 心も体もさわやかだ 僕らは
若い日は みな進んでゆけよ 後ろむくな 前だけ向いてゆけよ
それが青春なんだ それが青春なんだ“
そこに流れた曲は、アニメ「キャプテン」の主題歌でした。
持ってきたカセットテープの選択は、その時のガンバたちにはベストチョイスでした。
カセットが使えた感動とこれまでの苦悩の日々を胸に、自分たちの心境にマッチした歌を聴きながら感傷にひたるガンバたちでした。
次回:第23話「アニメ」 第24話「クリスマス会」
明日は休診日です。
ではまた。