具志堅用高の世界タイトルマッチ「ラファエル・ペドロサ戦」 | 宇都宮人のブログ

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昭和54年7月29日・北九州市総合体育館
WBA世界Jフライ級タイトルマッチ15回戦
具志堅用高(協栄・48・6キロ・WBA世界Jフライ級王者)
ラファエル・ペドロサ(パナマ・48・7キロ・WBA世界Jフライ級1位)
結果
具志堅が3対0の判定勝ちでタイトル9度目の防衛に成功。
レフェリー ビンセント・レイノン氏(米国)
公式採点
レイノン氏(米国) 150対134(具志堅)
ラモス氏(プエルトリコ) 150対139(具志堅)
レケナ氏(ベネズエラ) 147対141(具志堅)
内容
「序盤から優位に立ち危なげなくV9」
序盤から優位に試合を進める具志堅は3回、左フックからの右をヒット。ペドロサはバランスを崩し、半回転して左手をキャンバスにタッチしたが、レフェリーの裁定はスリップ。しかし、具志堅はなおも連打を浴びせ、左構えからの左ボディ・
アッパーをめり込ませた。
その後も具志堅の攻勢は続く。長身のペドロサはいきなりの右ストレートを放っていくが、王者のスピーディーな攻めの前に守勢に回る場面が多かった。
終盤の12回には、ペドロサも打ち気を見せたものの、具志堅は下がりながら左右ボディブローをヒットする。14回もペドロサは前に出るが、チャンピオンは右フック、左アッパーで迎え撃った。最終15回もペドロサは前へ出た。しかし、具志堅が左から右フックをヒットしてペドロサの反撃を押さえ込み、危なげのない判定勝ちを収めた。
戦績
具志堅 19戦19勝(13KO)
ペドロサ 19戦15勝(14KO)3敗1分

(観衆 7000人)