具志堅用高の世界タイトルマッチ「アルフォンソ・ロペス戦」 | 宇都宮人のブログ

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昭和54年4月8日・蔵前国技館
WBA世界Jフライ級タイトルマッチ15回戦
具志堅用高(協栄・48・9キロ・WBA世界Jフライ級王者)
アルフォンソ・ロペス(パナマ・48・9キロ・WBA世界Jフライ級7位)
結果 
具志堅が7回2分47秒KO勝ちでタイトル8度目の防衛に成功。
レフェリー 森田健氏
途中採点 (6ラウンドまで)
森田氏 59対59
中森氏 59対58(具志堅)
佐々木氏 59対59
内容
「鮮やかな右フック一撃元フライ級王者を粉砕」
元WBA世界フライ級王者の強豪、ロペスを挑戦者に迎えた8度目の防衛戦。序盤からロペスが、右ストレートで具志堅を苦しめた。3回、4回とロペスは右ストレートで具志堅のバランスを崩させ、5回も右で王者の顎を跳ね上げた。
具志堅はようやく6回、左構えから左ボディ・ストレートを送り込む。この回、具志堅はバッティングで右目上をカットしながらも、右フックから左へつなげて攻勢に出た。
続く7回も具志堅は打って出た。そしてラウンド終盤、ロープ際に下がったロペスが、具志堅の左ストレートを外しながら、右アッパーをカウンターしようとした瞬間、わずかに早く、具志堅の小さく返した右フックが、顎の先端を捉えていた。この一撃でロペスはキャンバスに崩れ落ち、10カウントを聞いた。具志堅は8度目の防衛を達成。
戦績
具志堅 18戦18勝(13KO)
ロペス 34戦28勝(16KO)6敗

(観衆 15000人)