今日のテーマは、
「オーソドックスとクラシカルとテクニカル」
プロレスにおいて、オーソドックスというと、どんなスタイルなのでしょうか?
朝イチ、EWA期待の新人、カシンさんが、『無我』の映像を探していると、つぶやいておりました。
『オーソドックスな試合が見たい』
そこで、はたと手を打って、考えてみました。
オーソドックスな試合と、聞いて、皆さんは、誰を思い浮べますか?
私は、リック・フレアー、ニック・ボックウィンクル、アーン・アンダーソン、ドリー・ファンクに、最近、好きになったホースト・ホフマン。
日本人では、藤波辰爾、木戸修、アントニオ猪木。
やれば出来るけど、普段は見せないのが、ジャイアント馬場、アンドレ・ザ・ジャイアント。
私なら、こんな感じ。
もう一人、トニー・セントクレアーも、入れたいですね。
この場合の『オーソドックス』の定義は、『誰と試合をしても、平均点以上のレベルができる技術を持っている』こと。
最低限の受け身と最低限の投げ技と最低限の関節技、そして、それらを組み合わせて、試合を組み立てる『物差し』を、持っていること。
パワーに突出すれは、パワー・ファイター。
ラフに走れば、ヒール、または、南部スタイル。
これは、物差しには、なりません。
さて、クラシカルとは?
日本語に訳せば、『源流』とでも言えばいいんでしょうか?
レスリングの大元は、『つかむ、投げる、極める』で、これを称して『キャッチ・アズ・キャッチ・キャン』といい、イギリスは、『蛇の穴』で、有名なランカシャー・レスリングにたどり着くわけです。
この『キャッチ』こそが、無我の思想の根本になるわけで、カール・ゴッチ以降、連綿と受け継がれる『ストロング・スタイル』の源流にあたるわけです。
が。
ぶっちゃけた話、キャッチの技術は、アマレスの延長にあたるので、えー、まあ、敢えて言おう、暇である、と!
私も、三十年以上、プロレスを見続けていますが、無我の試合だけは、アレでした。
やはり、キャッチの技術に、プラスαがついたものが、プロレスなのだなあ、と、痛烈に実感しました。
そして、『投げる、極める』にいかにも、プロレスらしい、いや、プロレスにしかない要素が、加わります。
なんでしょう?
正解は
『丸め込む』
です。
両肩付けて、カウント3で勝敗が決まるプロレスにしかない要素ですね。
スクールボーイ、スモール・パッケージ、サンセット・フリップ、ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ、バック・スライド、ローリング・クレイドル、まだありますね。
これらの丸め込み技も、キャッチの応用から来ています。
これらの丸め込み技を、試合に織り交ぜ、アクセントを付けることが出来るレスラーを、便宜上、『テクニシャン』と呼んでいます。
これらの技は、パワーで劣るレスラーが、テクニックで、勝利をもぎ取るために、生み出された技ですね。
私の一押しのテクニシャンと言えば、スティーブ・ライトとピート・ロバーツ、以外と思われるでしょうが、ディビーボーイ・スミスの三人です。
彼らのレスリングのベースは、ランカシャー・スタイルですね。
WCWで、スミスとスティーブン・リーガルのTV選手権の試合は、かなりの高レベルな本格的なレスリングの攻防が展開されました。
このブログでも、先日、話題になりましたが、タモリ倶楽部の『昭和プロレス特集』で、手四つからの攻防が紹介されましたが、今は、あんな基本すら、リングから姿を消しつつあるわけですね。
それを思えば、カシンさんが、オーソドックスなレスリングに興味を持たれた、と、言うのは、素晴らしいことではないか、と、朝から、一人で盛り上がってました。
そんなカシンさんのために、無我の旗揚げスペシャル(六時間)のテープを、今から、DVDにダビングし、『時計仕掛けのオレンジ』状態にして、視聴してもらいましょう(拷問にあらず)。
ウェルカム、無我ワールド!
私は、見ませんが。
私は、極上のオーソドックス・スタイル、藤波対フレアーの試合が、ありますので。
「オーソドックスとクラシカルとテクニカル」
プロレスにおいて、オーソドックスというと、どんなスタイルなのでしょうか?
朝イチ、EWA期待の新人、カシンさんが、『無我』の映像を探していると、つぶやいておりました。
『オーソドックスな試合が見たい』
そこで、はたと手を打って、考えてみました。
オーソドックスな試合と、聞いて、皆さんは、誰を思い浮べますか?
私は、リック・フレアー、ニック・ボックウィンクル、アーン・アンダーソン、ドリー・ファンクに、最近、好きになったホースト・ホフマン。
日本人では、藤波辰爾、木戸修、アントニオ猪木。
やれば出来るけど、普段は見せないのが、ジャイアント馬場、アンドレ・ザ・ジャイアント。
私なら、こんな感じ。
もう一人、トニー・セントクレアーも、入れたいですね。
この場合の『オーソドックス』の定義は、『誰と試合をしても、平均点以上のレベルができる技術を持っている』こと。
最低限の受け身と最低限の投げ技と最低限の関節技、そして、それらを組み合わせて、試合を組み立てる『物差し』を、持っていること。
パワーに突出すれは、パワー・ファイター。
ラフに走れば、ヒール、または、南部スタイル。
これは、物差しには、なりません。
さて、クラシカルとは?
日本語に訳せば、『源流』とでも言えばいいんでしょうか?
レスリングの大元は、『つかむ、投げる、極める』で、これを称して『キャッチ・アズ・キャッチ・キャン』といい、イギリスは、『蛇の穴』で、有名なランカシャー・レスリングにたどり着くわけです。
この『キャッチ』こそが、無我の思想の根本になるわけで、カール・ゴッチ以降、連綿と受け継がれる『ストロング・スタイル』の源流にあたるわけです。
が。
ぶっちゃけた話、キャッチの技術は、アマレスの延長にあたるので、えー、まあ、敢えて言おう、暇である、と!
私も、三十年以上、プロレスを見続けていますが、無我の試合だけは、アレでした。
やはり、キャッチの技術に、プラスαがついたものが、プロレスなのだなあ、と、痛烈に実感しました。
そして、『投げる、極める』にいかにも、プロレスらしい、いや、プロレスにしかない要素が、加わります。
なんでしょう?
正解は
『丸め込む』
です。
両肩付けて、カウント3で勝敗が決まるプロレスにしかない要素ですね。
スクールボーイ、スモール・パッケージ、サンセット・フリップ、ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ、バック・スライド、ローリング・クレイドル、まだありますね。
これらの丸め込み技も、キャッチの応用から来ています。
これらの丸め込み技を、試合に織り交ぜ、アクセントを付けることが出来るレスラーを、便宜上、『テクニシャン』と呼んでいます。
これらの技は、パワーで劣るレスラーが、テクニックで、勝利をもぎ取るために、生み出された技ですね。
私の一押しのテクニシャンと言えば、スティーブ・ライトとピート・ロバーツ、以外と思われるでしょうが、ディビーボーイ・スミスの三人です。
彼らのレスリングのベースは、ランカシャー・スタイルですね。
WCWで、スミスとスティーブン・リーガルのTV選手権の試合は、かなりの高レベルな本格的なレスリングの攻防が展開されました。
このブログでも、先日、話題になりましたが、タモリ倶楽部の『昭和プロレス特集』で、手四つからの攻防が紹介されましたが、今は、あんな基本すら、リングから姿を消しつつあるわけですね。
それを思えば、カシンさんが、オーソドックスなレスリングに興味を持たれた、と、言うのは、素晴らしいことではないか、と、朝から、一人で盛り上がってました。
そんなカシンさんのために、無我の旗揚げスペシャル(六時間)のテープを、今から、DVDにダビングし、『時計仕掛けのオレンジ』状態にして、視聴してもらいましょう(拷問にあらず)。
ウェルカム、無我ワールド!
私は、見ませんが。
私は、極上のオーソドックス・スタイル、藤波対フレアーの試合が、ありますので。