私の表家業は、整体師です。
「なんか、スポーツやってたの?」と、お客様に聞かれると、「柔道やってました」と応えます。
すると、大抵の人が、「あー、だから、もみ屋さんなんだねー」という反応をします。
違うんです、私は、『念仏の鉄』になりたくて、整体師になったんです。
初めて、鉄を見たのは、高校二年の夏でした。
殺ヲタ仲間の中村君(なんたる偶然なんですかね)が、通販で、仕置人の一話(β)を購入し、それを見始めたのが、最初でした。
当時、仕切人、仕事人Ⅴをリアルで見ていた私に取って、仕置人の中身の濃さは、何物にも変えがたい物でした。
その時期はまだ、アニヲタ、プヲタをいったりきたりしていましたが、仕置人一話を見たおかげで、殺ヲタに鞍替え、頭を剃り、鉄の表情(独特のやぶにらみ)やしゃべり方を真似、気がつくと、常に三本指を突出すポーズを取るようになりました。
当然、右手は握るだけで、ボキボキなります。
一話の鉄の台詞は、みんな暗記しています。
大きな声では言えませんが、若げのいたりで、あーんな事やこーんな事をして、地元のアチラ系の方に、アレでソレして、逃げ出したこともw
一時期、本当に鉄のような生き方をしたこともありましたねー(遠い目)。
それは、さておき、とにかく、念仏の鉄は、私の人生を確実に変えてしまいました。


あと何年、こんな馬鹿な生き方出来るか、分かりませんが、もうしばらく、鉄みたいな生き方を貫いてみたいです。

刺されない程度に。