「らっ!」
コサキンかっ!

「ら」はらららららー!
サクサク行きましょう。
「ら」のつく大物と言えば、ラニー・ポッフォ!WWFでは、ジニアスのニックネームで、ミスター・パーフェクトのマネージャーとして、大活躍!
ブルータス・バーバー・ビーフケーキに髪を切られたこともある……ラニー・ポッフォ!




の兄貴が、
マッチョマン・ランディ・サベージ!
はい、本題はここから。
外人相手に、唯一、俺が物まねが似ていると絶賛の嵐を受けたレスラーです。

野球やってましたが、筋肉つけすぎて大成せず。
親父さんのアンジェロ・ポッフォの勧めもあり、プロレスデビュー。
シカゴやプエルトリコあたりで、活躍していたところを、ビンスに引き抜かれ、WWFのレギュラーに。
WM2で、リッキー・ザ・ドラゴン・スティームボードとICタイトルを巡る攻防を繰り広げ、トップ・グループいりしました。
映画の撮影にはいるホーガンのかわりに、WM4で、トーナメントを制し、念願のWWFチャンピオンに君臨。
復帰したホーガンとメガパワーズを結成し、アンドレ&デビアスと対決し、サマースラムのメインを勝利で飾る。
その後、マネージャーのエリザベスを巡るトラブルから、ホーガンと仲間割れ。
センセーショナル・シェリー・マーテルと結託し、ヒール・ターン。
ホーガンの映画に出ていたゼウスをパートナーにして、抗争を激化させる。

ヤバい!

いくらかいても、終わらないぞ!

ランディ・サベージと言えば、エリザベス。
かなり前から、結婚していて、おしどり夫婦だったんですが、そこいらへんは、プロレス界のアレでソレなところ。
紆余曲折ありましたが、結婚、別居、離婚…と、そっち方面では、あまり、幸せではなかったようです。

特筆すべきは、その跳躍力とパフォーマンスの高さ。
あれだけ、リングを縦横無尽に使うレスラーは、他に類を見ません。
四隅のコーナー、四方のロープ。
入場から、退場に至るまで、とにかく人の目を引くレスラーでした。

ターザン山本が、彼のことを、すごくかってましたね。
フミ・サイトーは、エリちゃんの大ファンでした。

この人が、大成しなかったのは、性格的な問題があったそうです。
ひがみっぽいというか、被害妄想が強いと言うか…。

ホーガンに誘われて、WCWに移籍。
ホーガンに誘われて、nWoいり。
チャンピオンにもなったし、それなりの待遇を受けたんですが、長期政権は築けない。
今でも、
『ホーガンのせいで、俺は散々な目にあった』
と、愚痴ってるとかいないとか。
しばらく、姿を見ないなーと思っていたら、『スパイダーマン』に、出てましたね。
覚醒した主人公にノックアウトされる『ザ・バズソー』役で。

才能はあれど、リスペクトされない、色んな意味で、可哀相なレスラーです。