ひきつづき、
三戸町のカラクリ人形の里、
「バッタリ村」です。
クチビルが迫ってくる……
■水力発電の流れ
カラクリ人形といっても、
どのように動いているかわかりませんよね?
まずはですね、
このような水車が連携していて…
山の水が ドバドバと流れ、
力強く落ちていきます。
その力で、この村のカラクリ人形たちは、
昔ながらの生活をしているのです。
どんな風になっているかというと、
水車が回り、
石臼がなにかをひき……
一旦外に出た水は……
軽快な音をたて……
となりの小屋にわたり、
またなにかをひきます……
そこで、青年が不思議な道具をまわし……
女はお手玉を(かすかに)投げ……
ほっかむり男は恨めしそうな表情で
手をふるわせます……
もうひとりの女はじゅねもちを
やさしくあぶり……
うしろの片桐はいりは何かを編み……
小屋のランプには、うっすらと火が灯る……
という、みごとな仕組みです。
……わかりましたか?
今回、動画をとりそびれてしまったのですが、
おととしの動画はこちら。↓
【動画】青森県三戸町の山奥にて。カラクリ人形の里「バッタリ村」2013年春 ① 水力発電所 https://t.co/KcaHQilkTc #青森
— ねこぜ (@nekoze_aomori) 2015, 5月 14
【動画】青森県三戸町の山奥にて。カラクリ人形の里「バッタリ村」2013年春 ② "水力発電の釣り人たち" https://t.co/KPVL9wjnnh #青森
— ねこぜ (@nekoze_aomori) 2015, 5月 14
もうひとつ気になるところが。
これは、なんだ?
前は人形があったと思うけどな……。
と思ってじろじろみていると……
ねこぜの後ろからなにやら近づく者が……
ハッ!
あ、あなたは……!!!
作者の奥利義美(おくりよしみ)さんではないですかーーー!!
「ええ……まあ。よく来ましたね」
「はい。どうぞ」
初対面なのに、 会った瞬間、
いきなりお茶をくれました!
(青森でよくあるパターン!)
ねこぜは青森のニュースで
奥利さんを拝見したことがあったので、
すぐに気づきました!!
うわさでは、
本業は農家で、
畑仕事がない冬の間に、
カラクリ人形を作りはじめたとか。
もっと、ぶっとんだ人かと思いきや、
キングオブまっとうな人です。
こんなに素朴な人が、
目が血走ったカラクリ人形たちを作っているのかと思うと、感無量です。
さっそく、謎の石についてきいてみると……
「これは私が拾ってきた不思議な石です。神様に聞いてみたいことを質問してみると、石が答えてくれるんです」
「○○が叶うなら、
軽くなってたながせて(持ち上げさせて)ください」
というと、軽々と石を持ち上げました。
そして……
「今度は、もし○○が叶うなら、
ズキッと座って動かないでください」
「う……動かない」
えー??ウソダローー?
「こうやって、どの病院にいけばいいですか?とか、困っていることをきいてみるんです」
ぜったい怪しいと思って、
ねこぜも試してみましたが、
確かに石の重さが変わっているような気がします。
ちなみにねこぜは、
「私は幸せになりますか?」
という質問でやってみましたら、
yesは軽々と持ち上がり、
noだと動きませんでした。
↑
これだけ聞くとすごくイタイ女みたいだけど、
奥利さんに、試しにそれで聞いてみろといわれたんだっっ!
私が考えたんじゃないんだああああ(赤面)
要は、自分が望むようになるってことなんじゃないかと思います(笑)。
クマ神様、ブタ神様も、
バッタリ村の平和を見守っていますよ。
せっかく奥利さんに会えたのに、
緊張のあまり、カラクリ人形について聞くのを忘れました。
あーあ。。(笑)
■奥利さんから、おみやげまでいただいてしまいました!
……。
「あ、もうひとつあげます」
………………。
に、2個も……。
「200個つくったんだけど、もうなくなりました」
200個も……。
全国にバッタリ村の支部を作っているんじゃないだろうか。。
本部のパワーアップも止まらなそうな勢い。
皆さんも、ぜひ(バスで)バッタリ村にいってみてください。
次回でラスト!
バッタリ村のビフォーアフター。
(つづく)