ひきつづき、
三戸町のカラクリ人形の里、
「バッタリ村」です。






クチビルが迫ってくる……




■水力発電の流れ




カラクリ人形といっても、
どのように動いているかわかりませんよね?



まずはですね、
このような水車が連携していて…



山の水が ドバドバと流れ、
力強く落ちていきます。

その力で、この村のカラクリ人形たちは、
昔ながらの生活をしているのです。

どんな風になっているかというと、






水車が回り、



石臼がなにかをひき……



一旦外に出た水は……



軽快な音をたて……



となりの小屋にわたり、
またなにかをひきます……



そこで、青年が不思議な道具をまわし……



女はお手玉を(かすかに)投げ……



ほっかむり男は恨めしそうな表情で
手をふるわせます……



もうひとりの女はじゅねもちを
やさしくあぶり……



うしろの片桐はいりは何かを編み……



小屋のランプには、うっすらと火が灯る……


という、みごとな仕組みです。






……わかりましたか?




今回、動画をとりそびれてしまったのですが、
おととしの動画はこちら。↓
 


もうひとつ気になるところが。






これは、なんだ?

前は人形があったと思うけどな……。


と思ってじろじろみていると……


ねこぜの後ろからなにやら近づく者が……







ハッ!








あ、あなたは……!!!


作者の奥利義美(おくりよしみ)さんではないですかーーー!!






「ええ……まあ。よく来ましたね」





「はい。どうぞ」




初対面なのに、 会った瞬間、
いきなりお茶をくれました!

(青森でよくあるパターン!)



ねこぜは青森のニュースで
奥利さんを拝見したことがあったので、
すぐに気づきました!!


うわさでは、
本業は農家で、
畑仕事がない冬の間に、
カラクリ人形を作りはじめたとか。


もっと、ぶっとんだ人かと思いきや、
キングオブまっとうな人です。





こんなに素朴な人が、
目が血走ったカラクリ人形たちを作っているのかと思うと、感無量です。


さっそく、謎の石についてきいてみると……



「これは私が拾ってきた不思議な石です。神様に聞いてみたいことを質問してみると、石が答えてくれるんです」



「○○が叶うなら、
軽くなってたながせて(持ち上げさせて)ください」

というと、軽々と石を持ち上げました。

そして……



「今度は、もし○○が叶うなら、
ズキッと座って動かないでください」



「う……動かない」


えー??ウソダローー?


「こうやって、どの病院にいけばいいですか?とか、困っていることをきいてみるんです」





ぜったい怪しいと思って、
ねこぜも試してみましたが、
確かに石の重さが変わっているような気がします。



ちなみにねこぜは、

「私は幸せになりますか?」

という質問でやってみましたら、
yesは軽々と持ち上がり、
noだと動きませんでした。




これだけ聞くとすごくイタイ女みたいだけど、
奥利さんに、試しにそれで聞いてみろといわれたんだっっ!
私が考えたんじゃないんだああああ(赤面)



要は、自分が望むようになるってことなんじゃないかと思います(笑)。



クマ神様、ブタ神様も、
バッタリ村の平和を見守っていますよ。



せっかく奥利さんに会えたのに、
緊張のあまり、カラクリ人形について聞くのを忘れました。

あーあ。。(笑)






■奥利さんから、おみやげまでいただいてしまいました!



……。


「あ、もうひとつあげます」




………………。



に、2個も……。



「200個つくったんだけど、もうなくなりました」



200個も……。




全国にバッタリ村の支部を作っているんじゃないだろうか。。


本部のパワーアップも止まらなそうな勢い。
皆さんも、ぜひ(バスで)バッタリ村にいってみてください。


次回でラスト!
バッタリ村のビフォーアフター。

(つづく)