治療や取り組んでいることの成果に手応えのあるときはよいですが、すべて順調とばかりいかないことも多いです。

数値が悪化した

後遺症や副作用がひどく辛い

再発・転移が見つかった

落ち込んだときほど良い面を見て前向きに、と言われてもそんな気になれないこともあります。

ピンチのとき、最もだいじなのは「落ち着く」ことです。

不安や恐怖を持ちながらも、落ち着くことはできます。

映画やドラマで、ピンチを脱せれるヒーローはパニックにならず、フリーズもしません。

刻一刻とピンチが迫っても、いったん落ち着きを取り戻します。

それはリアルでも同じなのです。

ときにスポーツで奇跡的な大逆転がありますが、落ち着きを失ったら成し遂げられません。

落ち着けると、不要なものを手放し、やるべきことにエネルギーを集中できます。

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ピンチのときほど、「落ち着け」