だいたい、この手の気功の極意の解説は前振りばかり仰々しくて、核心はサラッとしているのが常。
 「站トウ功で超能力を身につける!」みたいな本があったとすると、冒頭から半分以上が、古典にどう書いてあるとか、昔の達人がどう言ったといったことがグダグダ書いてある。で、いよいよ実践になると「ひたすら立つ」みたいなことが、数ページ書いてあって、後は著者の自慢話が、いっぱい書いてある。
 この本読んで爆発的に上手になろうという期待感は裏切られ、「やっぱり自力で理解しないとダメなのね」という当たり前のところに帰ってくるわけです。
 でも、自力と言っても何か手掛かり、ヒントはないものか。
 そこで注目したいのが、「気沈丹田になれば動きが軽やかになる」ということ。
 長くなりました。ちょうど2杯目のグラスが来て何書いてるか怪しくなってきたので一度スマホを閉じましょう。