私はがん経験のある社労士です。治療と仕事の両立、就労に不安のある方にいろいろお伝えしたいとブログを始めました。

 

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少し長くなりますが

「がん教育」の講演時に配布された資料から、

 

子どもたちの感想を、記事の終わりに一部抜粋しています。

素晴らしい感想ばかりで、

 

がん患者さんにもぜひ読んでいただきたいと

思います。

 

 

【がん教育】

 

子どもの頃から健康と命の大切さについて学び、自らの健康を適切に管理することは重要です。

 

 そこで、がんに対する正しい知識、がん患者への理解を通じ、健康と命の大切さに対する認識を深めること

 

 

また、がんを通じて様々な病気についても理解を深め、健康の保持増進に資すること、

健康と命の大切さについて主体的に考えることができるようにする

 

がんについて学ぶことや、がんと向き合う人々と触れ合うことを通じて、

 

自他の健康と命の大切さに気付き、自己の在り方や生き方を考え、共に生きる社会づくりを目指す態度を育成する

 

 

このような目的から、がん教育を推進していくことが必要となります。

 

 

 

 

 

実際に県下の中学校でがん教育を実践された地域の報告があり、

 

その後、

 

 

埼玉医科大学総合医療センター緩和医療科・呼吸器外科教授(他肩書きあり)

儀賀 理暁先生の講演がありました。

 

先生はがん教育外部講師としても

豊富な経験と知識をお持ちです。

 

 

小中高を対象として

 

それぞれの発達段階に応じたお話をされるほか

 

特別支援学校で

聴覚その他、複合障害を持つ子どもたちを対象に

 

手話通訳を交え

 

手話通訳の手元と先生の口元が見やすいように配慮されると

おっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

また、

がん経験者の話のあとに、先生がお話しされるなど

 

工夫を凝らしていらっしゃいます。

 

 

 

話を聴く子どもたちの中には

 

本人ががんの患者だったり

 

がん治療中のご家族、

 

がんで命を落とされたご家族をお持ちだったりすることもあります。

 

 

 

けれど、話を聴くのは辛いだろうと一方的に除外するのではなく、

 

 

「話を聴くのがしんどかったら

手を挙げていいよ」と本人の判断に委ねていらっしゃり、

 

それが本当の配慮だと感じました。

 

 

 

 

 

まとまりのない記事になりましたが、

 

 

儀賀先生の講演を聞いた

中学生たちの感想から

 

いくつかご紹介したいと思います。

 

 

『今とこれからを生きる君たちへ〜がんといのちの授業〜』

(それぞれの感想から一部分を抜粋しています)

 

 

がんは一度なってしまったら、治すのにとても時間がかかる、治らない、と思っていたけれど、

必ずしもそうではないと知れて少し嬉しかったです。

やっぱり、病気は急にできるし、怖いけど、生きることを楽しむのが良いと思いました。

 

 

授業を始める前までは、がんは治療が難しいと思っていたけど、治る確率があることを知り、安心しました。

(中略)

がんにかかっても最初の方に見つけられるように、大人になったら検診もしっかり受けます。

自分ががんにならなくても日本中にはがんになっている人がいるので、偏見や差別をせずにみんなが過ごしやすい世界にしていきたいです。

 

 

がんになった人だけがつらいのではなく、その周りの人もつらい思いになるということを感じた。そして自分や身の回りの人が、がんになっても暗い気持ちにならずに明るい気持ちでいられるといいと思いました。

 

 

講演を聴かせて頂く前は、がんにならなければ◯、なれば✕と考えていましたが、決してそうじゃないんだなと思いました。

がんになることは悲しくて辛いかもしれないけど、悲しいことばかりじゃなくて、明るいことを考えることで、がんになってしまっても、私が私でいることに誇りを持てるんだなと気づきました。

もし私の周りにがんになってしまった人がいたら、その人が明るい日々を過ごせるようにお手伝いしたいです。

 

 

まだまだありますが、この辺で。

 

乙女のトキメキ 乙女のトキメキ 乙女のトキメキ 乙女のトキメキ 乙女のトキメキ 

 

 

 

年末の慌ただしい時期ですが、

皆様、体調を崩したりされませんように

 

お読みになった患者様、ご家族様の

心に暖かい光が差し込みますように