群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす)・・・ インドの寓話から | がん患者等の治療と仕事の両立支援、就労支援に取り組む社労士のブログ

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私はがん経験のある社労士です。治療と就労に不安のある方に、いろいろお伝えしたいとブログを始めました。

 

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27日、安倍元総理の

国葬関連の報道を見ていて

 

ふいに「群盲象を評す」

という言葉を思い出しました。

 

これは数人の目の不自由な方が、

象の一部だけを触って感想を語り合うというインド発祥の寓話です。

 

 

視野の狭い者が多く集まり、銘々の観点から理解したことを述べ、

結果として物事の本質が見失われている状態の喩えです。

 

目の不自由な皆様、この喩えでお気を悪くされたら

どうかお許しくださいお願い

 

 

【言い換えれば、視野の狭い者はいくら集まったところで

本質を理解することは難しい。

また、小人物はスケールの大きな人を理解することができないということです。】

 

 

 

 

 

ある番組では国葬反対のデモばかりでなく、

 

国葬賛成の人々の粛々とした行進も

報道されました。

 

けれど、多くは各地で国葬反対デモが繰り広げられてると報道しています。

 

(国葬の賛否についての意見は控えます。)

 

 

私を含め、

一般の人たちの多くは

 

安倍元総理と直接の関わりをお持ちではないと思います。

 

マスコミやテレビなどを通じて

その功績やお人柄を知るばかりです。

 

 

そのため、どんな情報を得たかによって、

受ける印象が大きく変わりますね。

群盲の評のように。

 

 

それは致し方ないですが、

片寄った情報を鵜呑みにしてしまうのは

残念です。

 

 

 

 

ブログのテーマとは関係のないことを書いたのは、

 

さまざまな場面で、

 

自分のものの見方、捉え方は

狭くて片寄ったものではないかと

 

振り返ることの大切さを

お伝えしたかったからです。

 

 

治療と仕事の両立支援、就労支援に取り組むうえで

 

がん患者とかがん治療

寓話の「象」にたとえたとき

 

 

いろいろな角度から眺めることが

 

本当に大切だと反省したのです。

 

 

 

治療で辛いときは難しいけれど

 

身近な方が

 

そういう捉え方をすることで、

 

患者も救われることがあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

お読みになった患者様、ご家族様の

心に光が差し込みますように