生まれて来た理由って？
コレ面白かった！
さて、先週に引き続きの話。
今、時代が変わろうとする時に様々な出来事が
目の前や報道などを通して観る機会が多い。
一つ一つの出来事は、
一人一人がそれぞれ違う見方、
捉え方をしてると思うが、世論や風潮的な部分から、
誰もが同一の見方や意見だけを伝える時代。
大きく反論したり、
激しく同調したり、
と言ったような突出した形で出てくる人は、
あまり見かけない。
これって、時代の特徴なのかな？
「 平成 」の時代は何よりも落ち着いて、
突出しないことが良いこととされて来たのかも知れない。
勿論、
スポーツや、各界で、活躍した人は、
その時代が作り出した形を変えようと動いたが、
何かと潰されて、いつの間にか
何も無かったかのように大きな変化は現れない。
そんな中、常に求められて来たのは、
「 協調 」「 調和 」
競争ではなく、調和する
勝ち負けではなく、協調する
順位ではなく、平等が大切
平成の時代に入って目立ったのが、
「 運動会の順位を撤廃 」
を代表するようなみんな平等に！という価値観。
この出来るだけ刺激を避けて、皆が常に平等である事を
重要視した形を生きた世代が、これからの日本の社会を
構築していく。
２０年程前に出会った言葉
「 刺激と反応 」
その頃、何故かこの言葉は妙に心に残った。
この言葉自体には意味はないが、その提供者はナポレオン・ヒル。
1937年に人間の原理原則を書き出したベストセラー
「思考は現実化する」で伝えている原理の一つ。
２０年前にこの本を読んで、何でかわかないけど
「 どきっ～ 」と
胸の鼓動が出た！
この言葉を意味深く捉えて、
自らの人生に大きく影響を与え続けた。
全ての出来事には「 刺激と反応 」がある。
コレ！そのまんまやんと思えばそうやけど、
この当たり前のようなフレーズをどう捉えるかで、
人生観まで変わってくる。
う～ん。深い。深いな～と当時思った。
そして、
更に１０年後に出会った言葉
「 出来事に意味はない 」
これまた、
「 どっきっ～～～ 」と胸の鼓動がなった！
もう、全ては原理原則の中で起こっている。
私たちは、その中で右往左往してるだけなんや～と
気づいた時は、なんか真っ白になった。
で、そこから導き出されるのは、
「 刺激と反応 」があり、
「 出来事に意味はない 」なんやから、
どんな刺激に対しても、
自分自身が反応を選ぶ事が出来ると言う事と
どんな出来事に対しても、
自分で意味づけが出来ると言う事。
これは、世界がひっくり返るくらいに偉大な価値観であり、
日本の学校教育では決して教えてくれない重要な生きる指針。
もう一度言うけど、
これは、メチャメチャ価値ある生きる指針なんですよ！！！
何なん？何を言うてるの？と思うかも知れないけど、
コレは大事な事やから熱めに言うてるんですわ。
つまり、自分の人生で起こる出来事や思考で、
「 刺激と反応 」「 出来事に意味はない 」を
前提とした意識と無意識を持っていると
そこに関連した対象を探すようになる。
すると、
自分で刺激に対する反応を選ぶようになり、
より自分に良いと思える反応を選ぶようになってくる。
例えば、
自分にとって嫌な出来事が起こったり、降りかかったりする事は
人生で必ずと言っていいくらい起こる。
彼氏に振られた、大学受験に失敗した、車で事故した等など。
しかし、
その出来事には意味はなく、そこから何を受け取って
次の展開を作っていくかは自分次第なのは、
本当は誰でも知っている事。
でも、
誰もが悔しさ、悲しみ、混乱などと感情がメインになって、
「 可哀想な自分 」に浸ってしまう。
この状態からは、誰も引き上げることは出来ないので、
如何に早く、切り替えるかしかない。
要するに、その出来事自体には意味がないので、
執着しない事が最も重要なポイントになってくる。
つまり、ここから
どのような「 刺激と反応 」にも
どのような「 出来事 」にも
決して、執着しない事！
コレが、ポイントとなる。
執着しないで、自ら勝手に意味づけをしていく事が
人生にメチャメチャ大切である事が分かってくる。
だから、
自分勝手に意味を付け足せば良いねん。
彼女にフラれた、
「 縁が無かったんやな 」
「 俺の良さが、もっとわかる人が出てくるんやな 」
「 そろそろ。ステップアップした彼女に変わるんかも 」
受験に失敗した、
「 簡単にいかへん事を学ぶ機会やな 」
「 ココで苦労して、４０歳で大きく飛躍かも 」
と自らの事やから、勝手に意味付けし放題で良いと言う事。
コレは、急には出来ないから、常に意識するのが良い。
先日、元プロ野球選手「新庄剛志」の著作
「 わいたこら。 」を読んだ。
その中で、
僕は「自分にあるもの」に目を向けた。
自分が得意な事を、人一倍がんばった。
だから、今の僕があるんだと思う。
とある。
コレは、今伝えたい事にあってるな～と
実感する文章だった。
人は、誰でも何かの得意や不得意がある。
そこに自分が生まれてきた「 役割 」のヒントが
隠れているのかも知れない。
そう思うと自分が「 得意 」と思えるものに
出会えたり、気づいたりした時は、至福の幸せだと思う。
人との違い。
そこから自分の価値。役割。運命。
と言った「 自分らしさ 」が見えてくるのかも知れない。
自分の役割に気づいて、運命を生きていく。
そうやって見ると
「 平等 」「 協調 」「 調和 」のキーワードを
メインとした平成の時代から、次の時代には、
何をキーワードとした時代になっていくのかが、
本当に重要になっていくと思いませんか？
平成の時代を引っ張って来たのは、
事実上「昭和の人達」です。
次の時代こそ、今の20代の「平成の人達」が構築する時代。
みんな一緒ではなく、みんな違う。
一人一人の価値観を尊重し、活かす。
競争とチャレンジが、互いを磨く。
と言った「 平成 」に薄くなった自分らしい価値観を
今一度、見直すことをお勧めします。
これが、
本日の三千大千世界を生きる私へのメッセージ
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