がむしゃら蹴球記



2009Jリーグ第33節ガンバ大阪戦。


よく晴れた秋のある日
カシマスタジアムは熱気に溢れた。
今年のリーグはここカシマスタジアムで浦和との戦いで幕を開けた。この時から暫くは鹿島が独走したのだった。でも、このまま独走していたら正直、今の気持ちの高ぶりは無かったかもしれない。


まさかの鹿島の失速で混戦状態となり、ずっと守ってきた首位の座を清水や川崎に奪われたあの時。
大抵のチームはココで終わってしまうだろう。


でも何故だろう
アントラーズというチームは独走よりも逆転がよく似合うんだよな。


世間は見慣れた鹿島の強さよりも、新しい勢力に注目するようになっていた。
でも鹿島は死んでなかった。
見事に立て直したのである。


5連敗、最悪だった時、オリヴェイラが感じた事があった。
普通、これだけの常勝チームが5連敗もして首位陥落したらブーイングは当たり前。
でもサポーターは文句をグッと飲み込み声援を送り続けた。
オリヴェイラは“この人達の為にも絶対に勝たなくてはならない”と感じたらしい。
そういえばあの時期、選手達だけに責任は無いと試合後のゴール裏に自ら向かった監督だった。


でも一度手放した首位の座を取り戻すのは並大抵のものではなかった。でも鹿島の諦めない精神力は前節遂に首位返り咲き。川崎には悪いが、まだまだ川崎の選手、サポーターには優勝の重圧に耐えるだけの精神力は無かったということですね。


以前のブログで書いたこともあるんですが、正直今シーズン序盤は簡単に物事が運びすぎた。そのおかげで選手同様、俺達サポーターも慢心が芽生えたのだろうと思う。そんな俺達にサッカーの神様が優勝の尊さ、3連覇の尊さを改めて説いたのだろう。「お前達は本当に優勝したいと思っているのか?2連覇して慢心があるんではないか?優勝するというのは尊いもの。もう一度気持ちを見せなさい」という感じでね。(あくまでも俺の勝手な解釈ですが)この優勝を前にして我々がここにいれるのは不思議な位です。ウチが負けた時に他のチームも追従したりと、今思えば神様が俺達が気づくのを待っていたかのようです。

今、改めて。。。

3連覇したい。
今は誰にも負けない位、喜べる自信があります。



そして今日、優勝の可能性があるガンバ大阪戦。

優勝を期待して集まった今季開幕戦以来の3万人超え


でも今節さすがに川崎も意地を見せるだろう。
他力ありきの今節の優勝ですから、俺達は焦らずに目の前の戦いに集中すること。
何より、この一戦に勝利しなくては優勝はありませんからね。


ともあれ、この日カシマに集まった3万5千人のお客様は今季のリーグ戦ホーム最終戦ということもあり、スタジアムをレッドカーペットならぬレッドステージへ作り上げた。
素晴らしい雰囲気でした。まさにスタジアムを包むレッド愛、これが本当のホームです。
こんな雰囲気が毎試合味わえたら最高なんだけど。。。皆さん普段からもっとスタジアムに来てくださいよ。
普段長いと感じる時もある開場からキックオフまでの3時間ですが、この日は更に長い3時間40分。でも不思議と長く感じなかった。
この雰囲気をいつまでも味わっていたいような気分です。


さて、いつもは白さが目立つ2階バック、サイドスタンドに鹿島サポが誇るビックフラックが次々と現れた。
いよいよキックオフ。雰囲気は最高潮です。


ガンバさんには悪いけど今日は“かませ犬”になっていただきます。


今日は数々の試合を見てきたスカパーの実況アナが、カシマスタジアムで過去に経験が無いと言わせる程の応援の音量とパワーが選手支え、背中を押していきます。


前半ガンバのFK
遠藤がボールをセットするとゴール裏から最高?のブーイング。
思わず実況アナも「こーれはすっごいブーイングですねー」とつぶやく
FKは当たり前に失敗すると全方位のスタンドから拍手がおこる。

気持ち良過ぎです。


前半は両チームともに得点無し。
よくJリーグの試合であるのが、相手の攻撃を警戒するあまり、お互いに良い所を消しあいつまらない試合になることがありますが、この2チームにはそれがありません。
お互いに自分達の良い所を出しているし、それを貫こうとしている。
両方のサポーターじゃなくても楽しめる試合ではないでしょうか。


守備も気持ちが入っています。
岩政、伊野波、小笠原。。。いや全員で守っています。体で止めていました。



後半開始。


得点こそ入ってませんが、全く焦りはありませんでした。
選手達を信頼しているのは勿論、この雰囲気が味方ですから、後半俺達の目の前での歓喜を確信していたのです。


そしてカシマスタジアムに歓喜の時が訪れます。


後半11分
ハーフライン際で小笠原がインターセプト、スルーパスに反応した興梠がフェイントで振り切りゴール左隅に待望の先制ゴール。興梠は言う。「信じて走っていれば必ずボールが来るんです」と。。。そしてスカパーの解説者・川勝さんは「鹿島の連動性はいいです。頑張って走った選手を決して無駄にしないですからね。」と褒めていました。
今季の鹿島の戦い方は先制逃げ切りが多かった。試合後のオリヴェイラが“今日のゴールはサポーターの皆さんへのお礼”とコメントしたように今季一番の爆勝へゴールラッシュが始まる。

先制から2分後
後半13分
マルキの豪快のミドルがはじかれ、こぼれたボールにつめていた野沢。
またしてもキレキレの男は綺麗な放物線を描きながらのループでゴール左隅のサイドネットに。早くも2-0ミスタークライマックス健在です。ウマイ!


ここで一方的な展開と思われたが、15分ガンバ二川に1点献上。


しかーし鹿島劇場はまだ終わってませんでした。


後半17分
左サイドに流れた野沢からセンターへのグラウンダーの折り返しに興梠がシンプルに合わせ今日2点目、3-1でガンバをつき離す。


実に6分間で両チーム合わせ4点のゴールが生まれた。
ルーカスが2枚目のイエローで退場となり1人少なくなって更に歓喜はまだまだまだ終わらなーい。もうこうなるとガンバは完全にキレたようです。サポも固まりましたね。


本山に代わりダニーロ
いつもの流れではありますが、本山の存在大き過ぎます。

篤人に代わり増田
増田の安定感、オールマイティーはチーム力アップに貢献しています。
しかし、篤人は怪我だったらしいですね。残念です。

興梠に代わり田代
今日も素晴らしい仕事でした。交代の時はスタジアム全体から最大級の賛辞に値する拍手がありました。目標ゴール数まであと2つ


そして後半40分
ダニーロからのスルーに反応して抜け出した田代がGKよく見てゴールに流し込み4-1


そしてそして


今日の最後は後半ロスタイム
バックスタンド側から野沢があげたセンターリングに、ゴールまん前でダニーロが頭で合わせてダメ押し5-1


この試合をスタジアム、テレビで見た鹿島ファン皆が幸せと感じた内容だったんではないでしょうか。選手が良かっただけではない、スタジアムに集まったサポが声が選手達のモチベーションであったのは間違いないのです。選手達のプレーからサポーターの歓喜、歓喜から選手達は高揚していく。スタジアムにはそんなループがあります。それが前節、野沢がコメントした鹿島の選手とサポーターの一体感。(前節、試合後の野沢のコメントの一部。レポーター「最後、ゴール前で挨拶していましたが、サポーター一体感がありますねー」野沢「ハイ、それがウチの売りなんで」)


結果5-1の爆勝
しかし川崎も意地の1発で勝利。今日の優勝はなくなりました。


でもそれでいいじゃないですか
次節、スッキリと勝って自力で決めましょう。


試合後はリーグ最終戦ということでセレモニーがありました。

サポーターからオリヴェイラ・コールが送られると監督は投げキッスで応え。。。

オリヴェイラ(挨拶)
「もう一度去年言った事を繰り返し言いたいと思います。まぁ正直、サポーターの皆さんが与えてくれる勇気と愛情、その感動を表す言葉は無い位です。このスタジアムにいる全ての人。。。本当に素晴らしいサポーターではないかと思います。本当にキツい時苦しい時に我々を支えてくれたんではないかと思います。」

(オリヴェイラ・コール)

「今日の勝利でもう一回タイトルに近づくチャンスを手にしました。但しまだ勝ち取ったわけではない、まだ1試合残っております。またあと一週間です。また勇気と声援、愛情全てを与えてください。そのあと一週間また頑張りましょう。僕の後ろに居る選手達全員は、彼らは皆さんの声援に常に応える強い気持ちでいます。引き続きこの声援と応援をあと一週間続けてください。それで全員が期待している3連覇という結果を出していきましょう。」

「共に戦えば必ずいい結果は得られます。あと一週間、共に力を合わせていい結果を出していきましょう。」


「アリガトウゴザイマス」




次節、埼スタの完全アウェイの中、限られた人数で乗り込む俺達。
カシマスタジアムでは昨年に続きパブリックビューイングが行われるようです。
去年、鹿島から札幌に届いた想い。
今年はお隣の県です。
スタジアムに乗り込むサポーターは行けないサポーターの想いを背負ってる事を忘れないでほしい。カシマに集まるサポーターは是非、埼玉スタジアムに想いを飛ばしてください。


後一つ


後一つです


皆で


皆でつかもう


前人未到


3連覇

がむしゃら蹴球記


思い出しましたか


優勝することの尊さを


Jリーグ史上初、3連覇への想いを…


10月24日
Jリーグ第30節千葉戦
鹿島のまさかの失速で混沌としているJリーグ。
そんな鹿島は未だに勝利から見放されついに首位陥落。

「もう駄目」

「終わった」

と思いつつも、紙一重で残っている鹿島です。


これは単に偶然ではないんじゃないかな、と思っています。
鹿島と比べてズバ抜けて強いチームが無いのも一つの要因だと思いますが、サッカーの神様が鹿島へ試練を与えていると思えてしまうんです。あまりにも苦労しないで優勝へ近づく鹿島、優勝慣れしてしまった鹿島に神様が、優勝する事の尊さを説いているかのようです。
そんな神様がいい加減痺れを切らして首位から落とした前々節。もう猶予はありません。


そして迎えた千葉戦です。


よくサッカー解説者が使う言葉ですが。。。
「鹿島は勝利へのメンタリティーを持っている」とか「選手達がどうしたら優勝出来るかを知っている」
と話す。

確かにそうでしょう。でもそれだけではありません。
自分達サポーターも伝統の鹿島サッカーを知っている。(監督が変わっても基本的な鹿島サッカーは変わらないので)優勝する時のチームの雰囲気を知っている。
時に選手に辛くあたっても、それは勝利の為(優勝)に必要な事だと知っている。
チームが危ないと感じた時、俺達は何らかのアクションを起こし、手遅れになる前に選手を導く。それが選手やチームスタッフだけじゃないサポーターの優勝へのメンタリティーです。
我々は単なる応援団ではなく、チームを支えるサポーターなんです。


そんな鹿島ファミリー
家族だからこそ叱れるのです。


思い出せば感動的な逆転優勝を飾った2007Jリーグ
ただただ信じる事で自分達の誇りを守ったあの時。
俺は今一度あの時の思いに戻ってみたくなった。


この日、入場待ちの仲間達数人に声をかけた
「またやろうぜ、選手バスへのカシマコール」

「優勝に飢えていたあの時を思い出そうぜ」

みんなの返事は。。。言うまでもありません。
みんなの気持ちは一緒でした。


そして、キックオフ約90分前
2ゲートの階段付近には沢山のサポーター達です。
(これまでの間、ずっとチームコールは続けていた方もいたようです。ありがとうございます)


今、何が必要なのか。。。
「選手達の背中をポンと押してやりたい」そんな想いです。


選手バスがスポーツセンターから2ゲート、そしてメインスタンド下へ


「かしーまアントラーズ…」一斉にコールが始まりました。
みんながバスから降りる選手に向かって力一杯叫んだ。
きっと選手に届いたはずです。



さて試合です。
相手の千葉は現在17位ですが、この時期に降格圏内のチームと対戦するのは非常に怖い。
前節、大分が好調清水に勝利したのはメンタルが大きく左右していたと思います。鹿島はそうならない為にも自分達のサッカーをすることに徹してもらいたいです。

この日のスタメンはなんと言っても中盤でしょうね。
小笠原と中田のボランチに前目で本山と野沢。
ベテランとなった同世代の彼らは、伝統の鹿島サッカーを難なく復活させた。


小笠原のスルーに興梠があわせ久々111日ぶりののゴールで1-0

そして興梠のパスからマルキーニョスが相手DFにつかれながらも技ありでゴールに流し込み2-0

後半には興梠と交代して入った田代が1年ぶり今季初ゴール3-0


あれ程ゴールの遠かった鹿島もキッカケさえつかめれば良くなると思っていました。
今シーズンも残すこと4試合となりました。ここにきてようやくチームの軌道修正が出来たように思います。何といっても79年組のベテランが勝利へのメンタリティーを示した事は大きいです。優勝経験豊富な鹿島だからこそ出来る復活ですね。



ここで話は変わりますが。。。

次の日NHK水戸放送局でトークイベントがありました。自分はそのイベントの仕事でしたが全て話を聴く事が出来ました。
トークゲストは山本昌邦氏とマンガのような足の回転が印象的な名良橋さん

W杯の話題がほとんどでしたが、その中で山本さんが語ったことです。
2002年の時ゴン中山と秋田が23人のメンバーに選ばれました。
しかしこれは彼らのメンタリティーが必要だったから。。。本人達には失礼だけど、間違いなく彼らは22、23番目の選手、もっとうまい選手は居ました。でも自国開催という重圧の中、このプレッシャーに勝つ為には中山や秋田のように気持ちで引っ張れるベテランの力がどうしても必要だったんです。
実際にゴールを決めた鈴木隆行は真っ先にベンチの中山の下へ走っていった。そしてゴールを決めた稲本が真っ先に駆け寄った相手はベンチにいた秋田だった。。。
紛れもなくピッチ内の選手達の気持ちを支えていたベテラン2人。


そして久しぶりの名良橋さん
色々な話をしてくれました。
自分が1番影響を受けた人は、セレーゾ監督と何といってもジョルジーニョです。。。とか

そして山本さん、名良橋さんは2010年本大会の代表メンバーも予想していました。
新しいフリークスでは対談もありました「内田は外せませんよ」と右サイドに配置、GKに曽ヶ端。
そして、スタメンではなかったものの、ここぞという時に必要としたのが小笠原でした。
ここでもベテランの力ですね。


サッカーはメンタルのスポーツと言われます。
だからこそベテランの力やサポーターの声が影響するのです。
鹿島のベンチには大岩、小澤といった超ベテランがチームの支えになっています。
Jリーグの中でこれ程、若手とベテランが融合しているチームは無い気がします。


さぁ鹿島が得意な逆転劇の開演です。
みんなのメンタリティーで優勝、3連覇をつかもうぜ!

がむしゃら蹴球記


今年も天皇杯の時期がやってきました。
この大会、言わずとも知れた日本最大のサッカートーナメントです。


Jリーグ勢のシードに加え、地区大会に勝った各都道府県代表チームが元旦の決勝を目標に戦う。完全ノックアウト形式で行われるこの大会は、プロとアマが混在する唯一ガチの公式戦でもあります。

J1、J2、JFL、大学、高校の出場制限は無く、予選さえクリアすればプロとガチの戦いが実現する。
普段ならレベルの違いが歴然な各カテゴリー間。失うものが無いアマのチームは毎年、プロに勝つという番狂わせを演じます。プロにとって怖い大会でもあります。

そんな大会は今年からJリーグ勢の登場が早くなり、2回戦からとなりました。これはアマとプロの戦いをより多く実現させるためとか…でも1試合多く観る事が出来る反面、今まで対戦した事のない対戦が実現し、非常にスリリングな大会となるでしょう。

今週行われた2回戦では早くもJリーグ勢が大学に負けたり、JFLがプロに勝利するといった結果がありました。その一つ浦和は松本山雅FC(今回まで聞いたことが無い位、マイナーなチーム)に0ー2で負けた。必ずしも上のカテゴリーが勝つとは限らない一発勝負の怖さがそこにあります。決して相手をなめたり、油断してはいけません。


さて我がアントラーズ。
晴天のカシマに集まったのは約5000人
群馬代表のJFL アルテ高崎との2回戦です。

7日川崎とのリーグ再開試合で、ある程度の手応えは感じたものの、結果だけみれば連敗真っ只中という現実は変わりません。格下相手とは言え、きっちりと勝ってはずみをつけたい所です。
そんな鹿島でしたが、ふたを開けてみると、戦い方は悪い時となんら変わりません。川崎戦の時のアグレッシブはどこへいったのだろうか。マイボールにしてからの切り替えが遅く、サイドと中のリンク(連動)が少ないので、有効なサイド攻撃が出来ないし、サイドからのセンターリングに対応する中は相手DFにマークされ囲まれたままて仕事をさせてもらえない。そんな中、2列目の上がりが少なく攻撃がタンパク。何度も同じ攻撃の繰り返し。引いた相手にどう攻めるか、その工夫は全く感じませんでした。 勇気を出して切り込まないと事態は変わらないのに。。。


格下相手だから失点こそ無かったが、リーグとなれば話は別でしょう。


川崎戦で選手達は良いときの何かを思い出したと感じたのに。。。


試合は、後半も30分過ぎにマルキのヘッドでようやく先制したものの、その後の追加点は勿論無し。


今日の陽気と比例した温い試合は1-0で終了。



試合後、久しぶりの勝利ということもあり、ゴール裏ではオブラディ。
でも俺は、どうしても喜ぶ事が出来ませんでした。なので今回は、自主的にオブラディは不参加です。


本当は選手に対してもブーイングがしたかったんですが。


考えてくださいよ、試合に勝てばいいんですか?
俺は違います。

試合に勝った負けたでブーイングするのは考えが浅すぎますよね。
俺達は内容で判断すべきだと思っています。今回の状況は結果、3回戦へ繋がりました。だからこそ次の試合を見据えてブーイングすべきと俺は考えます。


そう、ブーイングとは発奮してもらう為の叱咤激励ですから。。。


こんな試合で拍手してどうしますか?
俺達の目指すアントラーズはもっともっと上にあるはずです。
拍手してしまっては、このレベルでOKという解釈になりませんかねぇ。。。
もっと厳しくならないと進歩はありませんよ。



今日の試合、勝った以外の成果は無いでしょう。内容は全くダメ…先々不安が残る結果となりました。
ただ天皇杯初戦は例年、いつも苦戦します。そう考えればまだ、それ程心配する必要は無いのかも知れません。

が、我々は3連覇を目指すチームでしょ?
リーグ戦同様、もう遊んでいる余裕はありません。毎試合が決勝のつもりで戦わなくてはいけません。

リーグはこの後、磐田、千葉と続きます。
もう1つも落とせません。
必ず勝ってくれ!!!

9月12日
大雨の影響で試合中断となっていた第25節川崎F戦。
国内では初となる試合途中からの再開試合は7日、台風の影響も懸念されながらも無事に行われた。



後半29分、1ー3からの再開。普通なら残り16分で2点はキツ過ぎるし、今の鹿島のチーム状況を考えれば期待は出来ないと思うだろう。でも、こんな条件でも何をすべきなのかを常に考えているのがウチのチームです。
それはアップの段階から普段と違っていた。

超短期決戦となる今回、負けている鹿島は、最初からトップギアでスタートしたい。その為、アップの最初から全員でミニゲーム。その後は再開後すぐにセットプレーからとなる為、サイドから、後方から入れたボールをゴール前でフィニッシュする練習。そして、全員でダッシュを数本。



昔から鹿島っていうチームは、ここぞという時に何かしら変化させてきます。全くアップしない時もあったっけ…



この日試合前アップ時、川崎側が盛んに応援を繰り広げる中、ウチ等は静観、時間一杯溜めて一気に気持ちを高める狙いだったのだろう、高ぶる気持ちを押さえつつウチの選手達を見守るサポーター。


始まってしまえば僅か16分とロスタイムだけで終わる今回の試合。正直な所、たった16分の為に来ることを迷った事もあった。でも結果、やっぱりココに来ている。そしていつもの仲間達。みんな鹿島が好きだ。そして選手達といつも戦っている自負がある。オリヴェイラがぼやいていたが、少ないサポーターであっても、気持ちは誰にも負けないと、皆それぞれが胸に秘めている。


この日のサポーターの数、一見して川崎に負けていたかもしれない。ホームで負けるのは寂しい事だけど、それでも俺達は負けない、諦めない。



時刻は18時59分
「鹿島アントラーズ!」溜めに溜めた応援が始まる。
ついに短くも貴重な16分の戦いが始まるのです。

この日、応援は鹿島コールとゴール鹿島だけだったが、最後まで応援が止まる事はなかった。たった16分、されど16分。決して悔いは残したくないから全力でいきます。瞬きするのも惜しむ位、選手達の一喜一憂全てを目に焼き付ける想いです。



日本中のサッカーファンが注目する一戦が遂に再開した。


最初は鹿島のFK
キッカーは伊野波


ボールはゴール前にはる岩政へ


岩政が足で合わせて
ゴールに吸い込まれた。


ヨシ!
一気にヒートアップするゴール裏。でもあと1点です。


「これはいける!」
誰もがそう思ったに違いない。しかし、この日のゴールはこの1点だけであった。



結局、2ー3
ウチは負けた。


しかし、16分+ロスタイム5分攻めた、攻め続けた。がむしゃらにゴールに向かった。


この日、選手達、サポーター皆が同じ事を感じて戦っていたであろう。問題は結果ではない。皆の気持ちがブレなければ必ずまた栄光に辿り着ける。そう思えた再開試合であった。



さぁ、シフトチェンジして最後6試合トップギアで戦おう!悔いを残さない戦いをしよう!



今ならまだ取り返せるぜ!!

がむしゃら蹴球記

なぁ、君たち
君たちは力尽きたのか?もう死んだのか?



違うよな!
なぁ、違うよな!
君たちは俺達の分身だろ。俺達の誇り
魂をもった戦士だろ?


試合終了を告げるホイッスルが鳴った時、君たちはまだ余力を残していた。


「おぃ!」


何故走らない?何故90分死に物狂いで走らない?今のチームがおかれている状況は分かっているんだろ。試合が終わってピッチに倒れこみ、起き上がれない位“がむしゃら”に何故!出来ない?


お前たちは俺達の誇りなんだよ。その誇りがあるからこそ俺は胸を張って鹿島のサポーターと言えるんだ。結果こそ全てなんて思っていない、でも、新潟戦は何が何でも勝たなくてはいけなかったはず、なのに前半から集中を切らしてどうする? ずっと独走してきた首位の座、あまりにも簡単に受け渡してしまったけど、その今までの貯金ってさ、お前らだけのものか?

俺達サポーターにも権利があるんじゃないのか?
俺達と共に戦った結果つかんだ勝ち点じゃないのか?



まだ首位
だとか


まだ勝ち点で同じ
とか言ってんじゃないよ。甘いって


もう貯金は使いきってしまったんだぞ。分かっているのか?俺達サポーターと積み重ねた勝ち点貯金はもう無いんだよ。全部返せなんて言わない。また一緒に積み重ねていこーじゃねーか。


なぁ、俺達の誇りよ。




昨日は貴重な晴れ間の中大事な大事な第28節新潟戦。

あれ程独走状態にあったリーグも、いつのまにか混戦状態となり、今節第1日に2位清水が勝利したことにより、鹿島が負けると首位陥落となるこの試合。


0-1
遠い1点
すべての想いを飲み込んだ「ゴール鹿島」が選手達に投げかけられた。


試合後の選手のコメントでは「前半失点までは良かった。。。」おぃ、嘘だろ?
どこが良いんだよ。
連動性がないし、パスミスは多いし、サイドが使えない。切り替えが遅い etc。。。
悪いものを悪いと認識出来ないんだから良くなるはずないんだよね。もう完全に良い時の自分達の戦い方を忘れている。これでは勝てないよ。
「前からもっと守備しないと。。。」とは誰かさんの試合後のコメント。
何を今更言ってるんだか。。。
そんな事、当たり前じゃないか。何度同じことしてるんだよ。分かってるならやれよ。チーム内で指摘し合えよ。。。


相手ボールの時、前線からプレッシャーをかけ、プレスしてポールを奪ったら連動した動き出しによって中盤やサイドでのためを作って攻撃する。ごくごく当たり前の事でしょ。今まで出来ていた事でしょ。

全員が攻撃、守備の意識を同じにする事。
マイポールになったら切り替えを早く、連動した動き。。。ってそんなの初歩の初歩。
ハスしたら走る「Pass & Go」基本からやり直せ。


後半は前半より良い面もあった。やっと攻撃の形が作れるようになってきた。決定力は無かったけど。。。
でも前半からこれをしていたら。。。と思うとこの試合も自滅に近いと思うね。
ここ最近の試合では失点に失点を積み重ねていた事を思えば、この試合は勝とうという意識が見えた後半でした。


でも負けは負け。
これで首位陥落です。


オリヴェイラの会見でのコメント
Q:試合後のサポーターの反応は、前節まではブーイングもあったと思いますが、大きな声援だったと思います。それをどう受け止めましたか?
「このクラブのサポーターというのが一段と戦っていく意志を見せてくれたのではないかと思います。選手自身が、我々が向かっている方向性が間違っていないということを評価されたことを感じたと思います。特にアントラーズというクラブにおいてはサポーターの影響は多大です。彼らが対戦相手がいろいろあって、毎試合勝ってほしいという気持ちを持ちながら同時に謙虚さをもって、やったことを評価するという目や気持ちを証明してくれたと思います。あとは我々が、その後押しを心に刻んでやるべきことをやって、いい結果をもたらして恩返ししたいと思います」



数字では近差の陥落だけど、勢いの差は大きい。
もっともっとチーム、サポーターが一つにならないと、どんどん離されていくよ。そうなってからでは遅いんです。
そうならない為にも王者の意識を忘れて、今一度原点に戻ろうよ。


チャンピオンへのプレッシャーに慣れていない清水はきっと、優勝は出来ないでしょう。
チャンピオンは俺達のものだ!

今こそ目覚めよ、鹿戦士!



7日奇跡を信じるサポーターが15分の為に駆けつける。
俺はFootball Dreamを信じる。


15分全力で
走り
応援し


そして奇跡を起こす


必ず!!!


俺達の誇りを信じろ!!