中央本線の二酸化炭素な駅 | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

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難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。

荒川夢悟「てツろグ.」-四方津.JPG

「中央本線の二酸化炭素な駅」と聞くと「はぁ?」と思われるでしょう。首都圏の近郊区間内にある高尾と大月の間に「四方津」という駅があります。読みは「しおつ」です。何故、二酸化炭素な駅なのでしょう?
それは、駅名を伸ばして発音して下さい。CO2で二酸化炭素です。話は脱線しますが、あるテレビ番組で「二酸化炭素中毒」というのを観たことがありますが、二酸化炭素には毒性はなく、あるのは一酸化炭素です。しかし二酸化炭素で命を落とすことがあるのは、空気より重いからで、呼吸をしているつもりでも酸素を十分に採り入れられず酸欠を起こすためです。

荒川夢悟「てツろグ.」-東日本E233系.JPG

二酸化炭素な駅ではあるものの、車両から二酸化炭素が出る気動車は通常は通らず、東京と大月や河口湖を結ぶE233系の快速列車や、立川・高尾などから松本や甲府、大月や河口湖を結ぶ下の近郊型電車の両方が来ます。時期によりますがホリデー快速も停車するものがあります。
上のE233系の場合は、ドアの開閉はボタン扱いで、自動では開きません。

荒川夢悟「てツろグ.」-東日本115系300代.JPG

この電車は中・長距離をゆく普通列車用の115系ですが、この色の他に白い車体に水色と青を使った「長野色」と呼ばれる車両があり、どちらも銀色の車体の東海道本線や宇都宮線、高崎線、千葉地区の211系に数年をかけて置換わる見込みで、そうなると車体に塗装を施してこの駅に来る電車は一部のホリデー快速か通過してしまう特急のみとなります。
これからも、駅名の言葉遊びをまた書きたいと思います。探すと結構出てきます。それにしても、温室効果ガスの二酸化炭素な駅でも、先日の雪に勝つことはできませんでした…。