229で「富士急の日」か… | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

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難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。

荒川夢悟「テツろぐ」-富士急1000系_0002.JPG

「富士山に一番近い鉄道」を売りに山梨県の大月と河口湖を結び、中央本線との直通運転の歴史も深い富士急行。現在は富士山駅と改称されている旧富士吉田は行き止まりになっており、列車の進行方向を換えて進みます。ちなみに富士山駅より大月側が大月線、河口湖側が河口湖線と名付けられていますが、方向転換を伴っても直通する列車がほとんどです。
富士急では2月29日を229で「富士急の日」と呼び始めましたが、うるう年にしかないためか2月23日を223「富士山の日」として記念の車内装飾を施した車両を走らせるなどアピールしています。

荒川夢悟「テツろぐ」-205系.JPG

そんな「富士急の日」に、国鉄山手線に配置され、そして帯の色をピンクに変えてJR京葉線に転じて活躍したのち廃車となった205系電車の譲渡を受け改造されていた富士急6000系がデビューします。まずは河口湖15時37分発普通列車の大月行、折り返し16時42分発普通列車河口湖行の運用に就く予定となっており、デビューイベントは3月18日に開催されます。横向き座席であるロングシートのまま内外とも大きくイメージを変え、乗客の目を引くようなデザインになっています。3両編成ですがもう3両譲渡されており、後からデビューする編成はまた趣きを変えるのか楽しみです。
富士急線は、1本のみ在籍する「富士登山電車」が現在車検に入っており一般車が木曜日を除いて代走していますが、色々な形式や塗装、またJRからの乗り入れ車もあり非常にバラエティに富んだ車両たちが見られます。
富士急6000系のデザインは、富士急行ホームページで紹介されています。興味がありましたら見てみて下さい。

富士急行
http://www.fujikyu-railway.jp/forms/top/top.aspx