寂しくなる東海道本線東京口… | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

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難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。

荒川夢悟「テツろぐ」-東海373系.JPG

先日の当ブログで、小田急に乗り入れる特急「あさぎり」用JR東海の定期運用からの撤退をお知らせしましたが、3月17日のダイヤ改正から、静岡から東京の間に1往復だけ残っていたJR東海の特急型電車373系による普通列車がなくなることが明らかになりました。代わりに沼津~東京間のJR東日本の車両による普通列車が設定されます。これにより東京都内に乗り入れるJR東海の車両は、東海道新幹線を除けば、寝台特急「サンライズ」用の車両の一部のみとなります。
JR東海373系による普通列車は、夜行快速「ムーンライトながら」の運用が毎日だった頃の置き土産のようなもので、夜に静岡から東京へ、そして朝に東京から静岡に戻りますが、静岡近辺で通勤通学ラッシュの時間に重なるため、通常の列車と同じ幅の両開きドアを持つ珍しい特急型電車ではありますが、片側2ドアのリクライニングシートの構造には無理があり、乗り降りに時間がかかるなどの影響がありました。

荒川夢悟「テツろぐ」-東日本211系.JPG

また、東海道本線でJR東日本の編成の置換えが進む211系電車ですが、こちらはダイヤ改正後も残りますが5月末までには姿を消し、編成を短くした上で改造を施工して他の路線で使ったり、廃車などの動きがあると思われます。他路線への転用改造は、先に待っている車両があるため、それらの改造が終わるまで東日本のエリアの空いている場所に留置され、その後で施工となります。
3月のJRのダイヤ改正では色々な動きがある予定で、このブログでも紹介してゆきます。