![荒川夢悟「テツろぐ」-205系500代.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/e0/7d/10131738040_s.jpg?caw=800)
東海道本線の茅ヶ崎と、横浜線や京王相模原線と接続する橋本までを結ぶJR相模線。開業したのは1921年(大正10年)、茅ヶ崎と寒川の間で、相模鉄道という名でした。橋本まで達したのは、その10年後になります。
1944年に鉄道省に編入され、のちに国鉄、そして現在はJR東日本が運営している路線です。長い間、気動車(ディーゼルカー)の天下で、オリジナル塗色も生まれ割と東京から近いため人気の高い路線でしたが、1991年(平成3年)に電化され、それ以降、独特な顔の205系電車が運転されています。
![荒川夢悟「テツろぐ」-相鉄8000系.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/6c/ff/10131738029_s.jpg?caw=800)
一方の、現在の相模鉄道相鉄本線は、1926年(大正15年)に神中鉄道として二俣川と厚木の間が開通、そしてちょこちょこ東に路線延長をくり返して、横浜に至ったのは開通から7年後でした。現在は海老名までですが、厚木まで乗り入れておりました。いずみ野線はもっと後の話ですので、ここでは割愛します。
そして1943年(昭和18年)に相模鉄道と合併、現在のJR相模線は相模鉄道相模線、相鉄本線は相模鉄道神中線となりました。しかし、この期間はたった1年で終わり、相模線は国のものとなり、神中線が取り残される形で相模鉄道が存続しました。苦しい経営が続きましたが、東急電鉄の助けもあってこれを乗り越え、平成に入ってからですが、ついには大手私鉄の仲間入りを果たしました。
現在、相模鉄道は、JR湘南新宿ラインや、東急東横線や目黒線に乗り入れる、都心に直結するプロジェクトが着々と進められています。近い将来の変貌が楽しみです。