横浜線開業100周年! | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

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難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。


今年でJR横浜線は、開業100周年を迎えました。現在、記念のヘッドマークを付けた電車も運行されています。
横浜線は、その名とは裏腹に、正式名称では横浜駅を通りません。横浜からではなく、東神奈川と八王子を結ぶ線です。電車は、東神奈川発着の他に、根岸線の桜木町や磯子、大船で発着して横浜を通ってくる運用があります。下り方面では八王子発着以外に、橋本や町田で折り返すものもあります。
開業は明治41年(1908年)のことで当時は横浜鉄道という民間の鉄道で、大正6年に国有化、そしてJR東日本へと引き継がれました。JR東日本が発足時はウグイス色の103系だけでしたが、山手線に続いて2番目に完全205系化、その後7両編成から6扉車を連結した8両編成に増強され、今に至ります。

横浜線には土休日に横浜と松本を結ぶ185系特急「はまかいじ」号がありますが、前回のダイヤ改正まで、やはり土休日に八王子と横須賀線の逗子を結ぶ列車がありました。鎌倉への観光用ですが、八王子方面からの場合は横浜で横須賀線に乗り換えたほうが断然早く、根岸線沿線の乗客や大船で東海道本線からの乗客を拾う目的があったと思われます。登場時は騒がれましたが、E217系に余裕ができたためか、静かに消えていきました。
横浜線沿線は活発に開発がなされ、環状線が故に様々な路線との接続があります。東海道新幹線との連絡駅である新横浜駅も通り、今後さらなる発展が期待されます。