久しぶりの日曜休みでした。
毎年、都立家政の阿波踊りが開催される日はお休みしております。
今年は、武蔵野市の市民プールで泳いだあと、都立家政に向かいました。
カットショップをいつもご利用いただいているお客様が、この街で50年営業してきたお店を来月で閉店するとのことで、このタイミングしかないと思い、食べに行くことができました。
とても美味しかったので閉店までにまたテイクアウトで握りをお願いしようと思いました。
そして、店を後にする頃には阿波踊りもなかなかいい時間になってきたので、せっかくなので少し見物していこうと思い商店街を行ったり来たりしていました。
間近で見る初めての阿波踊りは、圧巻の一言でした。
爆音で響く鳴り物、風情のある笛の音色。
独特の掛け声、懸命に踊る姿と、疲れを感じさせない笑顔。
終着地点が近づく頃にはリズムも速度を上げ、各連のオリジナルであろう演舞を披露して、見物客も一体となってフィニッシュを迎えます。
とても美しいなぁ、尊いなぁと思いました。
間近で見てしまうと、自分もやってみたくなっちゃいますね。
腰を落とした姿勢が基本のようなので、腰痛気味の私には無理そうですが…(笑)
これだけ街が熱気に包まれる日は、一年を通してこの日くらいだと思います。
※ただし、あの超大物芸能人テリー伊藤が降臨した日を除く。
テリー君人形がいなくなり、のちにオープンした焼肉の天才もいつの間にか「にくじろう」に変わりました。今では大変人気の焼肉店です。
サービス系の商売をする者として、日曜日に営業が困難になるという事態はあまり好ましくありません。
ですが、阿波踊りの熱気を肌で感じた今日、そんな気持ちはすっかりとなくなり、来年からはもし協賛金のような制度があるなら寄付したいなと思いました。
すっかり阿波踊りに夢中になってしまった店主でした。
この街の規模でこれだけ感動するということは、本場の阿波踊りはどれほどのものなんだろうと、未だ降り立ったことのない徳島の地に思いを馳せました。