休憩時間の大切さ。 | 徒然なるままに 〜CUT SHOP Diary〜

徒然なるままに 〜CUT SHOP Diary〜

ブログ始めました。

中野区でヘアカット専門店(1000円カット的な業務内容の1800円カット)を営んでおります。
日記、お知らせ、小ネタ色々書いていく予定です。


少し真面目な話をしようと思います。

私のような自営業の皆様も、勤め人の皆様もだいたい決まった時間昼休憩は取っていると思いますが、休憩時間というのは人にとってとても大事な時間ですよね。

繁忙期なんかは、昼休憩以外はほぼ立ちっぱなしです。2〜3時間に一回、5分ほどトイレ休憩は挟みますが、トータルで9時間以上お客様の髪をカットしています。

もちろん、それはとても嬉しいことです。


やりがいのある仕事だなぁ

リピーターさんが増えた!

新規のお客様が多かった!

お客さんの人数は少なかったけど、オプション技術がたくさん入って売上は良かった!


そんなふうに、毎日仕事が終わるたびにその日の出来事を思い返しながら、反省することは反省して、また明日も頑張ろうという気持ちが湧き上がってきます。

頑張るために私が1番大切にしているのが、昼休憩です。
気持ちをリセットし、そして美味しいものを食べ、ニコチンをたっぷり補給して、トイレを済ませ、完全にリフレッシュして16時からの第二部がスタートします。

第一部が混み合った場合、14時40分から15時の間に最後のお客様のカットが終了できるタイミングで、早ければ13時台で受付終了します。ノーゲストの場合に限り、14時40分が最終受付です。

せっかく足を運んでくださったのに、お断りすることも少なくありません。
私としては残念ですし、断られたお客様にとっては残念だけならまだしも「せっかく来たのにふざけんな!もう二度とこねーよ!」なんて思う人もいると思います。

実際、何回も通われていたのにタイミングが悪くお断りした後、二度と来店することがないお客様もたくさんいます。

私が客の立場だったとして、その気持ちはすごくわかるので何も言えないんですが、でもやっぱりまた来店していただきたいというのが本当の気持ちです。


先日、第二部スタートまであと数分という時間で、私はトイレで「小」をしておりました。

真っ暗の店内。
さらにトイレの中という誰もいないプライベートの空間。

ここまでお膳立てされた状況であれば、もう腸に溜まったガスを遠慮なく放出する以外の選択肢はありません。

「ぶうぅぅぅ〜…プッ」

それは、とても大きな音でした。

よし!あとはしっかり手を洗って、後半も頑張るぞ!

トイレのドアを開けたその時です。

私は暗い店内に人の気配を感じ、慌てて入口に目をやりました。

「あのぅ…やってますか?」


なぜかそこに人がいたのです。

真っ暗な店内。入口にはクローズの札と、16時からスタートのお知らせ。

時計をみると15時57分。

私はあえて悪い言葉を選んで言いました。

「4時からなんでまだです。あと、申し訳ないけど勝手に入ってこないでもらえますか」

その人は見たことがないかただったのでご新規さんだろうと思いますが、その後の来店はありませんでした。
あんな言い方をした訳ですから、来店がないのは当然の結果です。




ですが、皆さんよく考えてください。

例えばワンルームマンションに住んでるとしましょう。
換気のため入口ドアを少しだけ開けてたとしましょう。

尿意を催したので十数秒のあいだトイレに入り、ついでにオナラもデッケェ音ででぶっ放したとしましょう。

スッキリしてトイレから出たとしましょう。


いきなり玄関の中に人が立っていたらどう思います?

「あのぅ、隣に引っ越してきた〇〇ですが」


いや、挨拶はありがたいけど、そうじゃないでしょ。

そうなりませんか?


ものすごくビックリするし嫌な気持ちになりますよね。

私は男性ですのでまだマシでしょうけど、これが女性なら恐怖で叫んでしまうかもしれません。

いくら店員とお客様という関係性とはいえ、休憩時間内のプライベート空間に勝手に立ち入るというのはやってはいけないことだと思います。



私にとって長年のリピーター様や新規客を逃すより大切なこと。

それが昼休憩です。

良い休憩を取れるからこそ、良いカットができる。

いつもご理解ご協力誠にありがとうございます。



今日の昼は何を食べようかな。

そんなことを考える時間も楽しいですね。