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パリで見つけた富士フイルムの看板。
アメリカのコダック、ドイツのアグファ、そして日本のフジ、ついこの間までは一般消費者から近かったメーカーですが、今やデジタル写真の急速な普及で、医療用とか映画用とか一般消費者からは遠い存在になってしまいましたね。

そして、アグファが写真事業から既に撤退、残るコダックとフジもいつまで写真用感光材を提供してつづけてくれるのかは楽観はできない状況です。二社とも、写真文化を創ってきたという自負のもと、提供を続けてくれていることを感謝したいつつ、偶には銀塩カメラにフイルムを入れてみたいと思ったのでした。

(2008/08/03/パリにて)