こんにちは。
メイドさんこと、女装子ゲームクリエイターtoメイドです(笑)
いつも いいね!、コメント、ときにはメッセージをいただき、ありがとうございます💗
ふと思い出して。
あるレトロゲームについて語りたくなったので書くことにした(笑)
皆さんは「アイドル八犬伝」という作品をご存じだろうか?
40代後半ぐらいから50代、またはそれ以上の「ファミリーコンピュータ世代」の方であればご存じかもしれない。
プレイしたきっかけは。
当時テレビゲームにハマってた父親が、スーパーファミコンを購入していろいろな作品をプレイしてたんだけど、なんか「最新のゲーム(というかゲーム全般かな?)をプレイできるのは、一生懸命働いてる人だけの贅沢」っていう感があったのかな?
当時の父親って、人一倍プライドの高い人だったから。
今は多少は丸くなってるけど。
そんなこんなで、メイドさんたちは全くプレイさせてもらえなかった。
父親はスーパーファミコンにはハマりっきりで、ファミリーコンピュータのほうには目もくれてなかった。
ということで、その「セキュリティの穴を突く」かのように(笑)ファミリーコンピュータをプレイしていた。
そんな中でカセットの山から見つけたのが、今回お話しする「アイドル八犬伝」であります。
過去にもチラッと書いた覚えがあるんだけど。
おそらく”メイドさんをヲタクに目覚めさせるきっかけとなったであろう作品”。
トーワチキより発売のファミリーコンピュータ用ソフトで、コマンド選択式のアドベンチャーゲーム。
チャートどおりに進めれば2時間ほどで全クリできる短いストーリーとなっていて、巷(?)では”バカゲー”といわれている作品です(笑)
途中から出てくる「暗黒イロモノ軍団」なる組織には、実在する芸能人のパロディキャラクターが何人か登場します。
なんか、開発陣は全体的にかなり個性の強いメンバーだったそうで、作品中の雰囲気もかなり独特。
この独特な雰囲気が「クセになる」か「全く受け付けられない」か、真っ二つに分かれそうな感じがする。
メイドさんは前者だった。
ストーリーとしては。
なんか、いいとこの3姉妹……西園寺家というんだけど――がいて、この西園寺家の長老がお亡くなりになる直前に「3姉妹のうち、最も成果を上げたものに財産をすべてわたす」といわれるんだったかな?
で、3姉妹のうちの姉2人は天才的な能力を持っているのに対して、末っ子である主人公の「西園寺エリカ」は何も取り柄のない、ただの少女。
あるのは大好きな「歌うこと」だけ。
……ある日、占い師の「真実一朗」なる人物に「アイドルになれるという予言が見えた。その歌唱力を武器に7人? の仲間(八犬士、というらしい)を探し、スーパーアイドルを目指せ」といわれて、仲間を探しに出る。
果たして、エリカはス―パーアイドルになることができるのか? ……と、所どころうろ覚えだけど、大体そんな感じのお話です。
「暗黒イロモノ軍団」の首領である「イロモノ大王」は今でも好き。
たぶん、共通した”何か”を感じたんだろうね(笑)
ちなみに、女性では「真実ホシミ」が好き。
「おこたえいたします」
で、これは最近になって知ったんだけど。
同作品の最終章では、コマンドを間違えるとゲームオーバーとなってしまう、いわゆる「バッドエンド」なるものが出てきます。
メイドさんもプレイ中に何度かやらかしたことがあって。
その時のバッドエンドの画面に「イロモノ女王となってしまったエリカ」のイラストが出てくるんだけど。
いや、エリカは金髪だけどこのイラストではピンクだからエリカという訳ではないのかな?
それとも「イロモノ」のイメージカラーがピンク、とかかな? よくわからないけど。
当時は全く気づいてなかった――もとい「そういうこと」は微塵も知らなかったかなんかで、イラストの細部を見る、なんてことはしてなかった。
単純にゲームだから楽しい、という感覚のみでやってたんだろうけど。
しかし、今になってみてみると。
イロモノ女王がスパッツを穿いていることに気づく。
”えっろいスパッツ穿きやがって(笑)”
(上記の1文については過去の記事「toメイドが語る! スパッツの魅力」をご覧ください)
いや、それが書きたかっただけなんだけど(笑)
せっかくなので「アイドル八犬伝」の裏話というかなんというかを少しだけ。
wikipediaに書かれてることだけど。
ストーリーが短いのは「ロムの容量不足」が原因です。
ホントはもっと長めのストーリーになる予定だったらしいんだけど、キャラクターのイラストや背景を大きくし過ぎたために、そこにたくさんの容量を費やさなければならなくなり、シナリオをカットしなければならなくなったと。
ファミリーコンピュータのロムの容量って、わずか40KBしかないんだそうです。
GB、いやTBクラスの容量が扱える現代と比べたら40KBってなん分の1なんだって話。
そんな中でも良質な作品をリリースするという、ある種の戦い(?)があったということですね。
容量が増えた今もそれは変わってないだろうけど。
他にも「三つ目がとおる」や、その他、有名な作品もプレイしたことがあるんだけど、それはまた別の機会ということで。
以上、アイドル八犬伝の話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。