クミコさんのコンサート。今年は先日の札幌公演に続き2本目(今後、大阪、名古屋、再びビルボード東京と続きます)。

 

今回は詩人であり作詞家、翻訳家としてのレジェンド、岩谷時子さんの作品を中心に。曲目も23曲とすごくボリュームのある構成でしたルンルン

 

 

ここのホールは響きがデッドですね〜。音作りには工夫が要る感じでした。安定のSM58マイク

 

 

今回もフルートのほかにEWIで10音色。今回はシロフォン(マリンバ系)の音色を吹くシーンもありました(笑) 大貫音楽監督から8分休符で音色チェンジの指令があり、近くに切り替えMIDIキーボードを置きましたがドキドキでした滝汗

 

 

今回からiPad2台使いにしてみました。めちゃ良い感じ。電源ケーブルもL字を新調。

 

 

23曲あるボリュームにしては前日にやったリハもギリギリだったので、当日は場当たりや照明、動線の確認を中心にしたいところですが、音楽の確認にも時間がかかり、正直少し焦りました。(クミコさんご本人のブログでも書いてたから書いちゃうけど!) 開場時間ギリギリまで演出の確認。つまりリハ終わって30分後には開演チーン クミコさん、衣装やメイク直しなどあるでしょうに。。。気持ちの切り替え、リラックスして集中を高めるのも大事ですしね!すごいなあ。僕らもご飯も食べず着替えて準備。集中じゃ〜炎

 

冒頭はMCなしで5曲連続で進行していくため、MCの時に次の曲のことをじっくり思い出す作戦も使えず(笑)、本当に綱渡りのようなドキドキでした笑い泣き笑い泣き笑い泣き 脇汗半端ない。

 

今回、特に良かったよ、と声かけて頂いたのはルグランの「風のささやき」でした。クミコさんも涙が出たと仰っており、非常に光栄でした。。。

 

大貫さんとあまり決め事をせず即興で演奏するシーンが何箇所かありまして。もう一度やってと言われてもできない、とても尊く、まるで何かが降臨したかのような演奏ができました星 大貫さんは、僕が吹こうとする「音」の前に「空気」「呼吸」を感じてくれるから安心してこちらも揺らしたりできるんです。僕のソロ中、大貫さんが大胆な3連符フレーズを仕掛けてきて、それに呼応したら「坂上さんなら反応してくれると思って」ですって。そんなスルーパス来たらもう触るだけでゴールですよサッカー 即反応しちゃいました。ああ信頼関係お願い 改めて尊敬。

 

 

ギターの伊丹さんとの共演も久々で嬉しかったなあ。8年くらい前のクロコダイルでのラテンオールスターズ的セッションぶりだったかな?気持ち良いカッティング、最高っすギター

 

 

足立くん&谷さんリズム隊もホント大好き。なんだろう、安心感ハンパない。なんのストレスもない。音色も好きなんだよなあ。。。そして前半のピアノは藤原昌生ちゃん。小柄なのにパワフル。ピアノが2人というところも贅沢な編成でしたね照れ みんなで写真撮りたかったなあ〜。そういえばクミコさん現場ではバンドで写真撮ったことないかも?次回狙ってみようカメラ

 

そしてそしてクミコさんの歌は僕の好きな、日本語が美しい歌。いつも僕はアンサンブルの中で全体を俯瞰して頭上で聴いているかようなバランスを常に意識しているのですが、、、クミコさんとの共演は、ぼーっとそこでリスナー的になっちゃうとモロに直撃して涙が出ちゃうんです。だから冷静に、いつも以上に俯瞰する気持ちを強く意識しているのでした(笑)

 

今回、スペシャルゲストに詩人の覚和歌子さん。僕は谷川俊太郎さん及びDiVa、まこりん(高瀬"makoring"麻里子)との繋がりや、札幌の「俊カフェ」の繋がりからも覚さんとはいつかお会いできたらいいなあ、と思っていたらお会いできました!!嬉しすぎる。光栄すぎるキラキラ DiVa版の覚さんの「あるくあるく」をまこりんとライブでやったり、なんて話もできましたし、「チャラぽよ」というワードを知っていて下さったのも嬉しかった。今回駆けつけてくれたチャラぽよ帆足彩ちゃんとパチリチョキ

 

 

だんだんとクミコさんの曲も体に入ってきたし、バタバタの中でも自分の中で消化できつつあるけど、もう少し復習して次回臨もうっと。なんとか綱渡り渡れた、ではもったいない。もっともっと集中を高めて、意識を高めて頑張りますウインク