先日、コモブチさんと一緒に仕事した時に、12/16のライブのことを話していて、
「楽器持って遊びに来たら!?」 
と、誘って頂きました。

そのライブというのが、最近ご無沙汰でしたが、僕の大好きなシンガー、
TOYONOさんのライブでした。メンバーはコモブチキチロウさん(b)はもちろん、
初めましての小林建樹さん(p)、宮川剛さん(ds)もご一緒だったのですが、

なんと、

Marcos Suzano(pandeiro)がゲストだったのです!
※pandeiroってのはタンバリンみたいなブラジリアン・パーカッションの一つ。

うっひゃ~、そりゃもちろん行くでしょ~!

Marcos Suzanoを知らない方、分かりやすい説明ではBOOMの宮沢和史さんの
GANGA ZUMBA(今年、紅白出ますね)のメンバーであります。

もっと世界的な紹介としては、Stingがイタリアで自分の別荘でライブ開演2時間前に、
あの911のテロが起こり、スティングは観客に「このままやめるか、そのままやるか」を
問いかけて、結局「ここでやめたらテロリストの思う壷だ」と「亡くなった人たちのために」
演奏を再開したという歴史的なライブがあったのですが、その時のワールド・オールスター・
バンド的なメンバーの一人です。うーん、どれだけすごい人かを伝えるかって難しい。。。

↓Stingのライブの模様



さて、前置きが長くなりました。今日のライブは8時から。7時半頃に到着して、
始まるのを待っていたら10分前にメンバーのみなさんが現れまして、
TOYONOさんに「譜面全曲あるんだけど、どうする?」といきなり!!

「じゃあ、全曲やります!!」

なんか7拍子とかキメものもありましたが、いきなりリハなしで全曲参加することに。
ドキドキで超汗かきましたが、ここで「できません」ではいけませんよね。
曲が始まってからどんなテンポでどんなリズムでどんな進行かが分かる感じ(笑)。

しかし至福のライブでした。あのスザーノと一緒にやっている!!夢のようだ。。。

坂上領の雨男日記-スザーノ

なんかセッション的にいきなり参加した僕が言うのもナニですが、すごくバンド的に、
一つの点に向かってグルーブしていっているような気がして、すごく嬉しかった。

TOYONOさんのレパートリーというのも僕はすごくツボで、やりたい音楽。
ブラジルのトラディショナルな部分、現在、未来がつまっている感じ。それをいい意味で
日本人らしさとか、新鮮な角度から取り組んでいる感じがすごくよく分かるんです。

終って、スザーノ氏に「エクセレント」「とてもフルートの音が良いね」とのお言葉。
、、、、、もう泣いちゃってもいいですか?????

坂上領の雨男日記-スザーノ

終演後に、彼の最新CDと、piadaのCDを交換しました!!

本当に、本当に幸せなライブでした。一生の宝物になります。
誘ってくれたコモさん、TOYONOさん、ありがとうございました!!

坂上領の雨男日記-スザーノ