「Into the Breach」
ハイテク戦闘メカを操縦し、エイリアンの侵略を食い止めろ!
いわゆるターン制のストラテジー(戦略シミュレーション)ゲーム。
「人類を救うべく、未来からきたハイテクメカでエイリアンに立ち向かう!」…っていう。
こういうの好きな方結構多そうです。
★ゲーム性★
ろくにストーリー説明も無いまま戦いがはじまる硬派すぎるゲーム。
戦闘では敵の攻撃予測が表示されます。
敵は一度決めた攻撃は中断することができない様子。
普通に戦うだけではなく、こちらの攻撃を当てて敵の位置をずらして攻撃をからぶらせたり同士討ちさせたりして戦闘を有利に進めることも。
シンプルで奥深いゲーム。面白い…。
建物の中には人が残っています。
敵は優先的に建物を狙うので守ってあげましょう。
ああーー!!
ああーーーー!!!!
建物を破壊されると電力インフラメーターが減り、全ての電力がなくなるとゲームオーバーとなります。
(死者数も表示されるので緊張感高まる…!)
数ターンもちこたえればミッションクリア!
セリフの言い回しもしゃれててかっこいいですね~。
オートセーブなので、ミスしてもセーブしたところからやり直しなんて甘いことはできません。
ターン巻き戻し機能もありますが、使えるのは戦闘中たった一回のみ。やり直しがきかない…!
手に入れた武器やエネルギーが使えるのはその周回のみ。引き継げるのはパイロットのスキルだけ。次の周回ではまた初期装備から。
エンディングまで一周するだけなら結構すぐ終わります。
難易度やユニット(自機)を変えて何度も周回するタイプのゲーム。
★良かったところ★
・戦略性の高い戦闘
前述したとおり、ただ攻撃しあうだけではないのが面白いところ。
水没やマップギミックで敵の即死が狙えることも…。ある意味パズルゲーム感あります。
いかにうまく被害を抑えるか?を考えるのが楽しく、また一歩間違えれば大惨事になる緊張感もあります。
戦闘はテンポ良くサクサク。
敵は毎ターンどんどん湧きますが、うまくさばけるようになるとすっきり爽快。
時には多少の犠牲を払ってでも勝利をつかみとる……!すごく渋くて硬派なゲームです。
・個性豊かな自軍ユニット
使えるメカは実績に応じて解禁。
どの部隊も前衛・中衛・後衛の3つで構成されていることが多いです。
しかし攻撃方法がまるで別物ばかり。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210219/16/gaming-ponta/06/c7/j/o1280072014898757166.jpg?caw=800)
パイロットも少しずつ解禁。
それぞれ個性的なスキルを持ち、戦闘中のセリフも個性豊かでゲームを一層盛り上げてくれます。
初期武器は部隊ごとに固定ですが、あとで別の武器と交換も出来ます。
セリフがかっこいいです。翻訳も全く違和感なし。
パイロットやシチュエーションごとにいろんなセリフがあり、戦闘中もよく喋ってて賑やか。
後で知ったのですが、「UNDERTALE」や「Celeste」、「ショベルナイト」の翻訳を手がけたハチノヨンさんが本作の翻訳もされたんですね~。さすがです。
・豊富なやりこみ要素
ゲーム全体での実績と、各部隊毎に3つのお題があり、この実績の達成で新しい部隊が解禁されていきます。
ハードでクリアすればクリアマークが金色になるので挑戦しがいがあります。
(自分はスワップメカ3体でやりました。)
★気になったところ★
・画面が地味
ひたすら地味です。
華やかさとは無縁の硬派すぎるゲーム。
いや、元々戦略シミュレーションってそういうものですけど…!
・難易度がやや高め。
風花雪月でプイプイいわせていた私ですが、普通に何度かゲームオーバーになったりしました。
チュートリアルもありますが、かなり不親切。やって覚えろ!ってことですね。硬派。
とはいえそれほど複雑なシステムはなく、ゲーム慣れてる方なら特に問題ないと思います。
★まとめ★
A~Eの5段階評価
おすすめ度……戦略シミュレーション好きな方はA
あんまり悪い部分見つからないな…。
本当に良くできたゲームらしいゲーム。
しかもお手頃価格で満足。
とりあえず何か硬派な面白いゲームやりたい!って思ったらぜひやってみてください。
なんか最近渋いゲームばかり遊んでる気がするな…。そして渋いゲームはラスボス戦が味気ない…。
好きな人なら無限に遊んでしまうこと間違いなし。
画面の華やかさはなく、ひたすら渋くて硬派な戦略ゲームやりたい方はぜひ。