今日は、先日に引き続き、事例Ⅲの振り返りとして、個別設問対応~休憩時間の様子について、エントリします。
本試験前日の様子は、こちら 。
本試験当日朝~受験開始前までの様子は、こちら 。
事例Ⅰ(開始~対応付けまで)の様子は、こちら 。
事例Ⅰ(個別設問対応~休憩時間まで)の様子は、こちら 。
事例Ⅱ(開始~対応付けまで)の様子は、こちら 。
事例Ⅱ(個別設問対応~休憩時間まで)の様子は、こちら 。
事例Ⅲ(開始~対応付けまで)の様子は、こちら 。
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(わたくしはタイマーを「80分」に設定し、カウントダウンする形式を採用していましたので、以下、それに沿った時間表記を取り入れて記載しています)
(以下、文章中に出てくる( )書きは、このエントリを書くまでに気づいた本試験後の感想が含まれています)
対応付けまで終了し、いよいよ個別設問対応へ。
第1問
直接的な設問要求は「生産技術面の特徴と営業面の特徴」。
制約条件として、「C社の創業からの事業変遷を理解した上で」とある。
これまで取り組んできた演習なんかだと、事例Ⅰで「踏まえた上で」に見慣れていたので、「理解した上で」をどう解釈すべきか悩むが、要求解釈時と同じように、解答に盛り込みにいくことにする。
そこで、まず「事業変遷」を与件に確認。
生産技術面は第2・3段落、営業面は第3・4段落の記述を採用。
そして、「特徴」については、「強み」と「弱み」の点から検討してみるも、やはり1ページ目にある「強み」の記述が、「事業変遷」と結びつきそうだったので、その中で考える。
生産技術面では、
事業変遷:新設備導入の都度、工程能力を図ってきた
特徴:特に塗装技術のレベルが評価されている
営業面では、
事業変遷:業界や取引先の動向に左右される
特徴:その影響を抑制する為に、主体的かつ積極的に新製品の受注を行う
各40字で相当概念上げして短縮しましたが、一応、事業変遷+特徴でまとめる。
「最低でも、5点+5点=10点はとりたいなあ」と思う。
10分ほど使い、残り時間は30分台。
やや焦りが高まり始める。
第3問設問1
直接的な設問要求は「営業スタイルをどのように変えるべきか」。
この第3問は、設問2つで40点の配点で、方向性が合っていれば両方で点数がとれるはず、と思い、最も重視すべき設問として、丁寧に対応しにいく。
まずは、「既存事業の営業先の要望」を確認。
これは、第5段落の「オフィス空間トータル提案・供給」で確定。
次に、営業スタイルを変化させる”前”の「現在の営業スタイル」を確認。
こちらは、第4段落から「カタログ紹介営業」で確定させ、第5段落を使って「オフィス空間のトータルコーディネート提案営業」を変化”後”とする。
ここまでは比較的すんなり進んできたものの、残る「顧客からの要望に応えこの(フリーデザインシリーズ)事業を推進するため」という設問文の記述にどう応えるか、迷う。
特に、第7段落の人数記述をどう扱うか。
一応、組織図を書いて考えてみるが、設問要求で「営業スタイルの”変化”」を聞いているので、「フリーデザインシリーズ向け担当者を新設する方向性」ではなく、「ビルトインシリーズ向け担当者の営業スタイルを変化させる方向性」だろうとは思いが至る。
が、X社OEM製品担当者1名の扱いが、この設問に関係が無いのかどうかがよくわからない。
ここで、リード文を見直してみると、自社ブランド規格品「ビルトインシリーズ(以下、「BIS」)」と特注品「フリーデザインシリーズ(以下、「FDS」)」の両方が対比されているので、FDS推進にあたり営業活動上で障害になりそうなBISの記載を探しに行く。
すると、売上高60%を締めるX社に対しては、BISを進める際にX社との競合回避や承諾を得たりと、X社との関係維持を図るという制約が必要そうに思えた。
「いくらX社からの受注量が減少しているとはいえ、売上依存先をむげにする営業スタイル転換はできないだろう」ということで、BISを始めた時と同様に、「X社との情報共有」を盛り込む。
そして最後に、「FDS」を推進するための提案営業に最も大事な「顧客要望の収集」に注力する表現で締める。
出来上がった文章を読み返してみると、イマイチ解答要素が少なかったが、時間も結構使っていたので、「半分くらい点数とれてくれれば」と願いながら、この設問から離れる。
第3問設問2
残り時間が25分を切ってる。
200字含め、残っている解答欄は3つ。
焦りがさらに増してくる。。
この設問の直接的な設問要求は「設計面の課題と生産面の課題」。
とりあえずは、50字+50字を意識して、両方をバイアスかけずに、公平に与件を探しにいく。
「設計面」は、第6段落のあからさまな表現の「設計要員に過大な業務負荷がかかり業務停滞が発生」のあたりで確定。
「生産面」は、第10段落の「在庫管理」と「外注加工品の多品種化」のあたりか。
外注加工は第9段落で設計要員の納期管理不十分による納期遅れの記述があるので、こちらも含める。
ここから、答案内容を検討。
「設計面」では、第3問設問1で書いた組織図を見る限り、人数に比して業務内容が多いので、業務量を分散するか、人数を増加させるか、考える。
ただ、設計人数の増加は、他部門で業務過剰等の記述がないので、具体的には指摘しづらい。。
かといって、業務量の分散は、第4問で解消する方向性が第6段落の最終文で示唆されているので、こちらも指摘しづらい。
こうしている間に、残り時間がいよいよ20分を過ぎて焦りが募ってきたので、この点については、具体的な指摘を回避して、「業務負荷を軽減し、業務の停滞を解消する」として、踏み込んだ結論の一歩手前の原因を使った表現とする。
次の「生産面」は、第9段落の中頃をよくよく見てみると、外注加工品が遅れると、組立・塗装といった後工程が遅れてしまうことがわかるので、受注生産のFDSで納期遅延しているととても”成功”には及ばないと考え、納期遅延発生回避で締める。
で、その結果に到達する前の原因として、「外注加工品の多品種化」という外部環境変化と「発注・在庫管理による適正在庫化」を記入し、この設問も終了。
残りは15分くらいしかない。
でも、あと340字で、40点分が残ってる!
焦ってもしょうがないと気を落ち着かせようと試みるが、なかなかうまくいかない。。
第4問
直接的な設問要求は「CAD/CAM化がC社にもたらすメリット」。
はて、「CAD」と「CAM」って何だっけ?
正式名称の、「Computer Aided Design」と「Computer Aided Manufacturing」というのは、設問文を見た時に思い浮かんだ。
そして、CADは、実際にCADを使って製図をしている作業を見たり、自分でも昔少し触ったことがあったので、イメージが湧く。
なので、第6段落で設計要員の過大な業務内容のうち、これを導入することで、その負荷が軽減するイメージも湧いた。
問題は、CAM。
こちらは、全くイメージが湧かん。。。
仕方ないので、「Manufacturing」が”製造”や”生産”という和訳だろう、ということから、CADの「製造版」や「生産版」だったら、どんなものか?と考えてみる。
恐らく、第9段落の「NC化」と関連がありそうなのだが、残念なことにその「NC化」は全く意味がわからない。。。
かと言って悩んでいる暇はないので、CADのメリットを厚くして、CAMのメリットは相当に概念を上げた表現でまとめることにする。
CAD導入⇒①設計図面のデータ化→図面作成負荷軽減 ②X社や顧客との図面共有→情報交換頻度が減少⇒設計要員の業務負荷軽減
CAM導入⇒特注品の製造データが蓄積→新製品製造に当該データを活用できる⇒製造の効率化
CAMがデータの蓄積をするのかどうかわかりませんでしたが、意味の分からない用語をいくら考えても無駄だと思い、CADのほうで少しでも部分点が入ってくれることを祈りながら、最後にまわしていた第2問へ。
第4問
残り6分。
もう、書くしかない!
直接的な設問要求は「生産計画の精度を向上させるための対応策」。
設問文の「そのための」の「その」がどこまでを指しているのかは特定できなかったが、200字で具体的に述べなければならないとなると、もう何でも放り込んでいくしかない!
とは思いつつも、対応付けていた第8段落は、パッと読んだだけでは状況がよくわからず、時間はないが、簡単な図を書いてみる。
すると、どうもX社からデータを中旬にもらってから、製造部にデータが渡るまでの半月間にムダがありそう。
X社にデータをもらうまでに、営業部で必要とするデータが手に入っていれば、「(精度が低い)仮の上旬分生産計画」を作成する手間がなくなり、精度が上がるだろうと解釈。
もう残り3分台となり、こっからは設問文の表記を使ったりして字数を稼ぎながら、具体的な対応策を書きなぐる。
「あきらめちゃだめだ!あきらめちゃだめだ!」
ベルの「チーン」が鳴るまで、無我夢中で必死に書き続ける。
でも、終了が告げられた時には、40字くらいを空白に残す結果に。。。
『ふぞろい』で「ミミズの這ったような字」という表現をされていた方がいらっしゃいましたが、この第2問の解答については、正にそんな字でした。
「これが、ウワサのミミズの這った字か、、、」と回収する答案を冷めた目で見てしまいましたが、よもや自分が書くとは思いもしていなかったので、半分は呆然としていたというほうが正しいのかもしれません。
それでも、最後の最後まで諦めずに事例に食らいついたので、何故か精神的には納得感があり、退出許可後の喫煙所に向かう足取りは重くはありませんでした。
一服しながら、「いよいよ残りの事例Ⅳが終われば、今年の診断士2次学習が終了するんだ」ということに思いを馳せる。
この喫煙所にくる度に、「残り240分で終わりか」「残り160分か」と確認してきて、いよいよ「残り80分」しかなくなってみると、いきなりその「80分終了後」のことを何も考えていないことに気づく。
「今日は受験校の飲み会だけど、明日からは何をするか考えないとな~」と思いが至ったところで、事例Ⅳに気持ちを切り替えなければと思い直し、急いで一服を終えて、教室に戻る。
最後のリポビタンDファインを飲み、ブドウ糖を口に含み、目薬差し、メガネ拭きと、この休憩時間のルーティンをこなしながら、事例Ⅳのファイナルペーパーを読む。
泣いても笑っても、残るところあと1事例。
そして、2次筆記試験突破のカギとして、3月の学習開始時よりその強化を課題としてきた財務。
時間を一番かけてきた分、曲がりなりにも、自分の中での稼ぎ頭にまで伸ばすことができてきた、今となっては得意科目。
その分、「できれば、問題の難易度が上がってほしい。そのなかで、1問でも正答できれば、これまでの事例のマイナスを打ち消してくれるかもしれない」なんて願っていました。
でも、その願いむなしく、全く予想していなかった「事例Ⅳに対応する自分の姿」が、この10分後から展開することになるのでした。
(「本試験当日 事例Ⅳ<開始~前半40分>の様子」
に続く)
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