本日は、日経新聞の雑感を2点ほど。

■朝刊P1「設備投資3年ぶり増 今年度11% 製造業がけん引」

■朝刊P7「設備投資 自動車・電機、3割増 今年度 小売や建設は低迷」

 これですが、増減率でグラフ化すると、V字回復しているかのように見えるのがミソですよね。

 自動車や電機が投資を増やしているのは、海外との競争に生き抜くために新興国展開を急ぐためというのの他に、当面円高傾向が続くと踏んでいることなども「急ぐ」理由だったりするのかな、と思ってみたり。

 そして、内需関連業種の低迷は、この設備投資計画値を見ていても如実に表れているのが、直近の日本経済の先行きが見えない状況をも表しているように思えてしまいます。


■朝刊P8「中外時評 誰がこの国を支えるのか 財政再建、もう一つの視点」

 所得税・消費税の増税論ですね。

 確かに、「入り」を増やす施策も行わなくては財政が持たない状況であるのはそのとおりだと思います。

 ただ、「入り」を増やしたとしても、「出」を減らさずに使う方向に小泉改革以降シフトしてきている現状を見ていると、諸手を上げて賛成とは言いがたいです。

 せめて、贅肉をそぎ落としスリム化することで、今後は贅肉をつけないという覚悟を見せてほしいと個人的には思ってしまうのです。

 家計が負担を背負うべきと言われても、その背負うことでのメリット、つまり将来の生活がどのように変わっていくのかという「先」が見えない限り、ただ「財政がやばいから」と言われても納得感は生じ得ないのではないかと思う次第です。


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